犬と海外旅 フランクフルトへ
2024年5月7日~31日までの25日間、私とウノはヨーロッパに渡航しました。
そこで体験した様々な体験、感じたこと、日本で言われているようなヨーロッパの犬事情と実際の違いなど様々な事を記していきます。
成田空港からフランクフルト国際空港へ
いよいよ5月7日 10時30分発JAL407便でフランクフルト国際空港へ飛びます。
犬を乗せる為には2時間前にチェックイン(オンラインチェックインはできません)が必要です。
日本では犬を空港内でクレートから出すことができない為、フライト時間14時間20分と合わせると16時間~18時間クレートに入ったままになります。
ウノはクレートトレーニングはできているのでクレートそのものは心配ないのですがトイレをできないのが一番心配でした。
そのため、出発前に何度かトイレをしなくていい時間をチェックしておきました。
結果、ウノの場合には20時間くらいは人間のように我慢するような状況にはならない事がわかりましたのでまぁトイレシートやマナーベルトは無しで行きました。
あとは長時間フライトをゆっくり寝ていて欲しいことから、フライト前日はいつも以上に自由運動と散歩をして、当日の朝も空港近くの公園で散歩しておきました。
チェックイン
フランクフルトへの直行便はJALとルフトハンザが就航しています。
ルフトハンザはフランクフルトに犬の為の待機場所があったり利点もあるのですが、ここはやはり日本の細やかな対応をチョイスしました。
実際にも犬の予約や当日のチェックインの時にもそれは感じました。
チェックインはあっという間に終わってウノは運ばれていきました。
私はというと、ドッグダンスのワールドチャンピオンシップのための小道具を箱に積めることでてんてこ舞い!
こんな事をカウンターでやる人はそうはいないでしょうから、結構な注目を集めてしまいました。
心配は不用だった
予定通りフランクフルト国際空港に到着して、クライムバゲージに向かいます。
なにしろ初めての経験ですので、どこからどう出てくるのかさっぱりわからない。
でも心配はいりません、空港の職員に聞くとすぐ対応してくれました。
ウノは通常の荷物とは異なるエレベーターで15分ほどで運ばれてきました。
クレートは網に包んでありました。
ウノはいつもと変わらない落ちた様子です。
クレートから出れるといつもの1時間くらいの留守と同じように強烈な顔舐め!
トイレも問題なしです。
取り付けた給水機は破壊されていました。
まぁ、ウノは給水機使ったことないし、普段も手作り食の為、ほとんど水を飲みません。
規定上取り付けだのですがねぇ〜破壊するとは、、、、
早速のドイツ人の犬に対する優しさに遭遇
ウノを出してくれた方もそうですが、とにかく犬に対して優しいのです。
いっぱい手伝ってくれた空港職員のおじさんは15歳でなくしたゴールデンレトリバーの話をしてくれます。
通りかかった警察官でさえウノを触って話かけてきます。
エレベーター前でお会いした女性は自分のマルチーズの海で遊ぶ動画を見せてくれました。
もちろんウノは普通に空港内を歩く事ができます。
犬が社会の一員である事を国や社会、法律が受け入れている。そしてそこには長い歴史がある。
この現実をすでに空港で体験したのでした。
レンタカーでホテルへ
レンタカーのレセプションを探して予約しておいたプジョーのリフター(いわゆる荷物のたくさん積めるミニバンタイプ)を借りる予定でしたが、海外のレンタカーあるあるで、全く違うSUVが用意されていました。まぁ荷物とウノが乗ればいいのであって、しかもオートマだし装備いいからかえってこっちの方が良かったかなぁ〜とその時は思いました。
これが後から問題を抱えてしまうのですがね〜
夜散歩
この日のホテルは1泊なのでやや郊外に取りました。到着すると早速工事のお兄さんたちがウノに挨拶!
ヨーロッパのホテルは犬がダメなところはほとんどないのでレセプションの対応もいたって普通です。
というかむしろ親切なくらいです。
ホテル到着はもう8時をまわっていましたがまだ夕方な感じの明るさなのでウノと散歩しながらレストラン探しです。
これから外食続きなのであまり伝統的な食事にはこだわらず探していたら、偶然にも農地(ドイツには市民農園がいたるところにあります。それらはすごく安く国が貸してくれるのです。)の中にインド料理屋を発見。
雰囲気良さそうなので入ってみたらこれが大正解!
もちろん犬も普通に入れる。
スリランカ人の方が作る本格的な料理はちょっと日本では食べられないような一品でした。
夜で郊外ということもありひと通りはあまりなく、ウノは基本ノーリードです。
こんな時、社会的に熟成しておりトレーニングができているとほんと自由が得られます。
いくらヨーロッパがノーリード可能(全ての場所がそうではありません)でも、呼び戻せない、待てない、一緒に歩けない、他の犬がダメ、あれやこれやが怖い、苦手となると結局は日本と同じリード付きになりますからね〜
ちなみに日本で大人気のフレキシブルリード(実は元はドイツ製)はヨーロッパでも良く見かけます。
ただ日本とは使い方が違うというか、人のいるところでは基本短いままです。伸ばしたり縮めたりしている人もほとんどいません。なので日本でよく聞くロックする「シューカシッ」って音はしません。
ウノのご飯
ヨーロッパに動物性の食べ物は持っていけません。それはドッグフードであってもです。まぁ見つからなければ没収される事はないので持って行く人はいますがあえて持っていかないでも現地で買えば良いわけです。
ただ夜間に開いているペットショップもスーパーもないのでこの日の夜と翌日の朝ご飯はレトルトの魚のフードを持って行きました。(魚は大陸移動ではなく海続きだからオッケー)
これも日本にいる間に何食かウノに食べさせていてお腹も問題ないのをチェック済みです。
とはいえ明日からは缶詰生活が始まるのでちょい心配です。
インスタには動画などもありますのでチェックしてみてください