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犬と海外旅行、ハルシュタット

今日はザルツブルクのホテルからハルシュタットという、最近やたらと人気の小さな湖の街に行きます。
1時間半くらいで行けるので日帰り観光に最適です。
ハルシュタット(HALLSTATT)はHAIIはケルト語で塩、STATTはドイツ語で場所を意味します。ハルシュタットは名前の通り古くから塩の街としても有名で古代ローマにまで遡る岩塩抗も残っています。街中でもお土産としてかわいくラッピングされた塩をたくさん見かけました。
この街の住民はたった1000人なのにオーバーツーリズムで例えばベネチアは住民一人あたりの観光客が35人ですが、ハルシュタットでは1800人なのだそうです。また、ほとんどの家が民泊になってしまったために家賃が高騰し、それによって若者が住めなくなり、ハルシュタットはオーストリアで最も人口減少が進んでいるといいます。

なぜそんなに人気があるのかというと、その魅力として何と言っても素晴らしいのは、雄大な景色です。有名なのは映画「サウンド・オブ・ミュージック」。ハルシュタットルーテル教会は韓国ドラマの「春のワルツ」のロケ地にもなり、山と湖に囲まれた景観は、大ヒット映画「アナと雪の女王」に登場する「アレンデール王国」のモデルとも言われています。「地上の楽園」とも呼ばれ、世界中の観光客の人気を集めています。
そんなマイナスイメージもありましたが、せっかく近くに泊まっているのだし、、、、、まぁそんな人間がいるからオーバーツーリズムなんですが、、、、と反省しつつ現地に着くと、早速駐車場が満車で少し遠くの駐車場にまわされました。
車を置いてウノと湖まで行くと、やっぱりかぁというような人、人、人
立ち寄ったパン屋さんでこの状況をどう思うか聞いたら、「確かに人が多すぎるし、プライベートは守られない事もあるけど、この街はそういう人達で存在しているのも事実、、、、問題は簡単じゃない、、、、複雑よ、、、でもあなたは大歓迎よ!」とウノを撫でながら聞かせてくれました。
たしかに彼女の言う通りのことは日本の観光地でも同じですね。富士山、京都、飛騨高山、、、、規制があっても意味をなさないし、すでに崩壊している観光地もある。
彼女は「最近は少し落ち着いているし平日だからこんなものだけど、数年前は平日でもここから見えるのは人だけだったわ、、、、」とも言っていた。

ウノはフォトジェニック

ここでもウノは大人気!
一緒に写真を撮りたいという女性が列をなしてしまう。
これは良くないなぁと場所を変えても結局は囲まれて写真を撮られる。
さすがにウノもやれやれな表情、、、それでも嫌がらず写真を撮る間はかわいい顔をするから余計に人気になります。
天性のフォトジェニックなタレント性を感じます。
ハルシュタットは小さな街なので1時間も歩けば十分ですが、歩いても歩いても人だらけで早々に引き上げできました。
駐車場はヨーロッパでは色々な支払い方法があるのですが日本のコインパーキングと同じく先に支払いするタイプでした。

川で泳ぐウノ

戻る途中で川沿いを走るので車を脇に停めてちょっと川遊びしてきました。
こんな体験もウノがいるからこそです。
ウノにとっては日本だろうがヨーロッパだろうが関係ない、人もどこの国だろうが言語が違っていても関係ない。
だから川入ってもいつもと同じように泳いでいる。
なんか犬ってすごいなぁ、犬っていいなぁと思う事がとても多い旅です。

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