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犬と海外旅行、ブダペストからザルツブルク

ダンスも終わり、今日はオーストリアのザルツブルクに移動です。
およそ620キロのロングドライブ、6時間くらいはかかります。
ヨーロッパを車で移動すると、旅程にもよりますがこうしたロングドライブを何度かする事になります。
高速道路の制限速度が高いのとあまり渋滞する道、時間帯を走らないので日本で走るほど大変じゃないです。
なんといっても風景が綺麗なのでドライブだけでも最高にいい観光になります。
時間に余裕があれば下道を利用するパートを入れる事をお勧めします。
ユーロ間は国境基本フリーなのでパスポートコントロールもありません。
以前ならパスポートにスタンプを押してもらうのが嬉しかったけどそれもありません。
まぁそのうちパスポートもカード化してきたりアプリ化したりするのでしょうね〜

日本はなんて便利な国か!

街歩きしたりドライブしていて思う事は、日本の便利すぎる便利さです。
日本ってコンビニだらけだし、トイレや水道は公園あればセットになっている。高速道路のサービスエリアもたくさんあるし、トイレはキレイで無料ですよね。
ちょっと大きなサービスエリアなんて、もうそれ自体が観光地になっていて、中には観覧車や温泉とかあったりするし、食事処も充実してますよね。
ヨーロッパではそれらのすべてがありません。
基本的に24時間営業のお店はないし、セブンイレブンはゼロです。公園にトイレありません。水道もないです。
サービスエリアにはあってもコーヒースタンドとちょっとしたスナックやカー用品売ってるくらい。トイレは有料です。
これがどの国でも当たり前です。
なので不便と言えば不便なのですが慣れてしまうと、むしろなくてもいい事ばかりだなぁ、、、、なんだか日本って無駄な事多いなぁと思うから不思議です。
最も私は日本にいてもコンビニも自販機もほとんど使いませんからなくてもいいのですがね〜

ホテルも色々あります

ザルツブルクのホテルは牧草地帯にポツンとあるホテルを予約しました。
ザルツブルクはドレミの歌でご存じのサウンドオブミージックの撮影場所です。
今回泊まったホテルもそんな雰囲気の中にあります。
なのでウノと牧草地で少し踊って見ましたが、牧草と土がふかふかでなんだか雲の上で踊っているみたいでした。


ホテルにはキッチンもあり部屋もとても広いです。バスタブもありますが、バスタブの考え方、使い方が日本と違うので、寝室のベッドサイドにバスタブがあったりしますし、足元がべしょべしょになること前提の作りが多いです。
なので正直なところバスタブはなくても問題ありませんね。
何泊するかにもよるし、どんな観光するか、アクティブさにもよりますが、不便さをチョイスするのもなかなかいいですよ。
実際のところ食事はホテルに頼むか唯一のレストラン(近くの違うホテルにあるレストラン)しかありません。
夜は星空しかありません。出歩くとこは牧草しかない、、、、
ただ、そのレストランでは地産地消、BIOが進んだヨーロッパらしい食材と地元ならではの料理方法をとても安く食べられる。そしてすごく美味しいのです。
海外は大抵は美味しくても味が濃い目なので何日かすると飽きてくる。
その点、素朴な料理は素材の味が強いので飽きません。
毎日ここで食べたいと思いましたが、こうしたレストランはお休みも多いのが定番、、、翌日以降は閉まってましたね〜
朝食はレストランに付いていて、朝起きると、ドア前に置いてあります。
これがまた最高に素敵なんです。
ベーコンやハム、バター、ミルク、卵、オレンジジュース、それにパンにジャム、どれもここで取れたり作ったものばかりです。毎朝少しづつ足りないものが追加されていきますが、その都度、メッセージカードがあって、一日の始まりを祝う事、食材について、この土地の生活について、そんな事が記されています。
きっとこのあたりに住んでいる人口は数十人、多くても数百人でしょう。
その小さな村の生活はとても素朴でシンプルですが豊かさの本質はここにあると学びます。
人に溢れ、ものに支配され、煌々と光続ける街、眠らない街にはない人間らしい?意識と生活が変わらず続いている。
もしふたたび訪れる事ができたならまたここに泊まりたいと思うホテルです。



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