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犬と海外旅行、ハンガリーの犬事情

ハンガリーのブダペストの夜といえば夜景です。
せっかく来たのだからドナウ川にかかる有名なセーチェーニ鎖橋を歩き、ブダペストの景色を楽しもうと車で出かけたのですが、ブダペストは駐車場がなかなかアクセスしにくい、、、、慣れていないのもありますがコインパーキング以外の駐車場の使い方と入り口が今ひとつ不明瞭です。
なので車から景色を見る程度にして、行きたかったレストランに向かいます。
ここでも駐車場がわからないので路地のコインパーキングを使うことにしました。
レストラン近くのコインパーキングは古いタイプでまさにコインしか使えない。
来たばかりでコインがないので側の小さなお店で水を買ってコインを作りました。
お店の人に、「あそこのコインパーキングを使いたいからコインが必要」というとそのコインをお釣りでくれました。
コインを入れて作動させ、レシートのようなものをダッシュボードに置いてレストランに向かいました。

レストランでの犬の対応が素晴らしい

ステーキをメインにしたかなり有名なレストラン、混んでいるので予約なしでどうかなぁと思いましたが何とか席を作ってくれました。
その時も、ウノがいる事で店員さんが機転を効かしてくれたのです。ウノいなかったら入れなかったかも、、、、日本の逆ですね。
料理は最高に美味しく、サービスも最高、雰囲気も最高、値段はリーズナブルといいとこづくめなレストラン!
しかも他のお客さんたちの反応が抜群に良いのです。
会釈はもちろん、わざわざウノに会いに来てくれます。
お子さん連れのご夫婦は子供が触りたいけどちょっと慣れていなくて、、、、と言う事だったのでウノをゴロンと横にして後ろから触ってもらいました。
きっとその子は初めて大きな犬を触ったのでしょう。
最初こそ恐々でしたが、すぐにウノと打ち解けて、そこまでフレンドリーか?ってくらい仲良くしていました。
こうした触れ合いはウノ自身も慣れていますし、この旅でも何度もありましたが、よく考えれば日本ではあまりないかもしれません。
むしろ、子供から、「オオカミダァ」と平気でいうとか「怖い〜」と言って奇声を上げて走る子とそれになにも注意しない親御さんの方が多いです。
オオカミが歩いているわけもなく、こっちは何もしていないし近くもないのに向こうから近づいてきて怖いって何ですか?
そして子供に注意すらしない親、、、、
なんともマナーとか教育とか以前に歴史と文化の差を感じます。
そうこうしていると男性が近づいてきてウノと会話し始めます。
そして彼(フランス人)からと言う事で何とウノにステーキをご馳走してくれたのです。彼は「君は今まで会った犬の中でも最高の犬だ」と言ってくれました。
さらに今度はこれはお店からといって、さらにどどんとステーキが出てきました。
どちらも味付けしておらずレアな肉なので残り物ではなくウノの為に作ったのです。
日本でもサンプルとして出してくれる事はありますが、それは販売目的であって、ウノの為ではありません。
この対応にはさすがに私も驚きました。
お店の品格やお客さんの品格が高いからなのか、それがハンガリーでは普通なのか、ウノが特別なのかわかりませんがとにかくウノは私よりいい食事をいただきました。

駐禁?

気分よくレストランを出て車に戻るとワイパーに何やら紙が挟んであります。
もしかして?、、、、そのもしかしては的中、駐禁の紙でした。
いや、パーキングチケットは貼っておいたし、時間もギリギリだけど大丈夫なはず、、、、
その紙を翻訳機で翻訳しても、何がどうなのか今ひとつ書かれておらず、罰則、罰金、支払い方法などもありません。
これをそのままにしておくのはどうかと思うので

、せっかく良い機会(良くはないがなかなか経験できない?)なので調べて現地支払いできないか翌日チャレンジしてみる事にしました。

警察官は働かない

紙にあった問い合わせメールアドレスにまず連絡しておき、それからブダペストの州警察暑をGoogleマップで探して行って来ました。
警官もウノに対してすごく好意的でみんな触りに来ます。
で、肝心の駐禁の紙について聞くと、なんともよくわからないと返事されます。
警察官が取り締まりをしたのに警察官がよくわからないって何?
受付の警察がめんどくさそうにするので、もうここじゃ無理だと察してその場を後にしました。
で、ホテルに戻って相談したところ、どうやらその紙自体にも明確な違反内容が書かれていないので忠告かも?
だから警察官も何も言えなかったのか?
何にせよどうも現地で解決は無理そうなので、違反であれば帰国後にレンタカー屋から連絡があるでしょう。
そうこうしていると、問い合わせておいたメールから返信がありました。
その内容は、どうやら私が停めた場所は近隣の住民用だったようです。

ちょうどその場所が空いていて、そこに停めてしまった私の車を見て、警官が紙を挟んで行ったのです。
なので住民からクレームがあると罰金を払う事になるようです。
うーん、何と分かりにくい話、いや簡単な事だけど他国からの訪問者にはわかりにくい事ですね。
帰国してからまだ連絡はないですがもしかするとあるかもしれません。
やれやれです。

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