くそ坊主期
男の子はどこまでいってもクソ坊主かな?
昨晩は強烈な暴風雨でしたね。
しかもかなり長く降ってました。暖かかったし生温い風がなんともいやな感じでした。
今日は晴れそうですよ♪
さて、私は昨日まで3日間、ボーダーコリーのルキアと一緒に過ごしました。
1歳のおとこの子、やんちゃ盛りのお調子者、そして超あまったれ。
ルーデンスにも通い、犬に対するアプローチは抜群に上手くなったし指示もよく入る。
苦手なものは子供のはしゃぐ姿とジョギングする人と凝視する人くらいです。
3日一緒にいて、いろんなところに出かけました。
楽しい幸せな3日間でした。
そして今の自分には必要な時間だったのだと感じました。
犬と暮らせば散歩という日課やブラッシングやお出かけ、それに目的意識も芽生えてきます。
けれどただ犬を預かるだけではそれは義務的なものにしかならないでしょう。
とくに狭い部屋に沢山の犬を預かって管理するだけでは自分の犬のような感覚は芽生えないだろうし、元からその感覚は削除される。
私はそういうことにだけはしたくないから沢山の犬は預からないのだが、その分、時間の工面をして、他のレッスンの調整も必要になってくる。でもそれをしても価値のあるのがこうした預かっての暮らしだと思う。
まぁ、同じことをしても感覚と意識が違えば同じ物にはならないということなのですね。
おなじことと言えば、こんなことがあった。
ルキアはたいずら坊主でお調子者なので私によく叱られる。というか叱られたくていたずらをする。
で、私はよく頭をはたく。
ぽっかぁ〜んとはたく。
そうするとルキアはへらへらして嬉しそうにする。
で、またいたずらをする。
まぁ、はたいたところで何も効果はない。
じゃあ、なぜ頭をはたくかというと、そこにはほとんど意味はない。
意味のないことをするのはなぜか?
ん〜、それはルキアが「くそ坊主」だからとしか言いようがない。
そういえばビンゴも若い頃よくはたかれていた。
くそ坊主はかわいいのだ。
かわいいからついはたきたくなる。
なぜ?と言われてもそれ以上に答えがでてこない。
もちろん本気でたたいているのではないし、すごみをきかして怒る訳でもない。
こっちもニコニコして「ばかたれがぁ」とはたく。
でも、
見た目にははたいているのだから、強制訓練のようにも見えるのかもしれない。
でも同じことをしても感覚と意識が違えば同じ物にはならないと先に触れているように、この場合も同じようにはならない。だからはたいて言う事を聞かせるつもりはないし、聞くようにはならない。
これはおとこの子のある時期限定の楽しみでもある。
すなわちそれを「くそ坊主期」という(笑)
この時期は長くは続かない。2歳くらいになると次第になくなっていくのでとても寂しい。
で、ちょっと話が変わるが、昨晩、回転寿し屋に出かけた。
食事を終えてレジにいくと、レジ待ちに高校生の男女カップルが3組いた。
男の子は3人ともイケメンな感じ。一人はハーフだろうか。
女の子をからかって、なにやらちょっかいをだしている。すると一人の女の子が彼に対して「おまえなぁっ!」と頭をぽか〜んとはたいた。
彼はニヤニヤして、いやヘラヘラしてまた彼女にちょっかいを出している。
そうかとおもうと、ハーフの男の子が彼女にちょっかいを出して、ほっぺたをビンタされている。
こっちもニヤニヤしている。
・・・・この姿、まるでルキアと一緒ではないか?
そういえば、遠い昔、私もよくはたかれてニヤニヤしていたなぁ〜
なんというか、くそ坊主はかわいいのだ。
だからとことんかわいがってあげないといけない時期なのです。
放置しているとへんなことしかしないからね〜
不良少年にしないためにはときに頭をぽっか〜んとはたくくらいの近さが必要ということなのでしょう。
あっ、女の子にはこういう時期はありませんのでくれぐれもはたかないように!
ルキア、またはたかれにおいで〜