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ドッグリゾートワフでダンス練習

第二回JKCドッグダンス競技会

いよいよ来週の土曜日には第二回JKCドッグダンス競技会!
一番の懸念材料であった広い場所での練習が全くできておらず、このままじゃウノも困るし私も不安が残る。
山中湖のドッグリゾートワフの屋内ドッグランが会場なのでそこで練習するのが一番良いのですが、なかなか行けてなくて、、、、、
そんな時、テスラ(アメリカのEV車)から1日の試乗の誘いがありました。
最初は、今一つ乗り気じゃなくて断っていたのですが、何度も連絡をいただき、ならばワフまで行くか!
となってテスラモデルYの試乗を兼ねてドッグリゾートワフまで行ってきました。

テスラモデルY

ということでテスラのモデルYの試乗?
山中湖のワフまで行ってきました。
で、モデルYのインプレッション
車どうでもいいって方は読まないようにねッ
乗っている方にはごめんなさいなところもありますがモータージャーナリストのようにお金で操られてない率直な感想ですのでご容赦くださいませ。
ご存知の方も多いですが趣味は試乗と車🚗
EV車やハイブリッド車もかれこれ20台くらいは試乗してます。直近だと新型のミニ3車種。
テスラはモデル3もYも試乗済みですが、2日間貸してくれるって言うから、じゃあワフ行ってくるか!となりました。
今回のはデュアルモーターのロングレンジですのでバカっ速いやつです。

EV車はメカニカルな車好きからすると実に悩ましい存在です。
だってこの車はポルシェ911より速いし、低重心でワンペダル(アクセスの開閉のみ)で峠もかなり安定して速い。
なのにディフェンダー並みに積載量があるし、ゆったりと5人が乗れて、ガソリンいらない、オイル交換などのメンテナンスフリー、安全装備、快適装備、ドライバーアシストは全部乗せ、、、なのにポルシェ911の半額以下で買える、いや、補助金使うと相当安い!?
モデル3なんて最近フェイスリフトしたから以前のやつは叩き売りレベルだった!
まぁそれはどうあれ、とにかく車としてみてはいけないのです。
ただ、ツッコミどころは山ほどあります。
まずはよく言われる作りの甘さや質感の低さですが、確かにドアやバンパーなどのチリ合わせや嵌合はガタガタなところもあるし、プラスチックのシボ加工も事務用品か100金な感じ。合皮の白いシートはかなり安っぽい、これなら黒の方がいいかもしれない。またシートの中のウレタンの質もイマイチで2時間も乗るとお尻にくる。ホールド性もあと一歩かな?シートの座面が少し短いのも気になるなぁ、大柄なアメリカ人はこれ大丈夫かな?
EVのいいところは音が静かなところですが、国産車は何か「キーン」と言う電気的な?金属的な?高周波の音がすることが多い。僕はあの手の音が苦手なのですがテスラはまさに無音です。なのでバカっ速い感が無音でやってくる!
あれは確かに異次元的!
ただ、中間加速はそれほどでもない、、、いやかなり速いのだけど身体が慣れてしまうと物足りなくなってしまう。また、電池が床に敷き詰められているからロードノイズも抑えられているし風切り音も少ない。
ただそれらはあるレベルでの話
テスラモデルYは高級車ではないし、スポーツカーでもない。どちらかと言えばごく普通の身近な多機能ビークルだ。
だからメルセデスやレンジローバー、BMWなんかと比べると「アレッ?」となる。じゃあシトロエンやルノーなどの意味不明な質感や作り方、アルファロメオのような時代は俺が作るからこれでいいのだな天才バカボンでもない。
テスラモデルYを一言でいうならそれは
「多機能で快適で整然としたオフィス」かな。
イトーキの事務用品がよく似合う。
ただその快適性もあまりにミニマルになった結果問題もかなりある。
例えば15インチ超えのモニターでほぼ全ての操作をまかなっているが、エアコンの送風もモニターで行うし、送風口もどこにあるかわからないくらい細い。
結果、風の方向を好みにできない。
それどころかどうやっても冷風が太ももにあたり、足が冷える。これはテスラオーナーは感じる不満じゃないかな?スカートの女性は特に辛いかも。
あとナビはかなりバカだった。アナウンスは他になかったのか?と言うくらいおかしな言葉使いと声、、、
テスラには独自の充電ポイントが世界各地にあるのですが、ハイウェイでは限られていてあらかじめ計画してチェックしておかないと一度降りて充電することになる。今回は300キロくらい走ったけど、70パーセントあった電池は18%まで下がった、御殿場から青葉までではナビ上では東名高速にはなかったのでちょい焦った。今回は高速降りてから数キロ迂回してスーパーマーケットの屋上でチャージした。
しかしながら充電速度はかなり速い、18%が60%になるのに15分ほどだった。
ACC(前車追従機能、レーンキープ機能、ストップアンドゴー機能付きクルーズコントロール)は基本的にハイウェイのみ。一般道も使えるが、かなりギクシャクして使えないレベル、これはあまりにたくさんの情報を処理するが故の結果です。例えば信号の色や横断歩道、駐車した車や自転車を拾いすぎてしまう。
ハイウェイではまぁそこまですごくはないがある程度は使えます。
むしろそれより、ブレーキペダルを踏まないで走れる快適性がいい感じです。
今回多分ブレーキを踏んだのは数回です。
ちょっと長くなってきたのでこれくらいにしておきますが、魅力満載の反面、不満満載な面もあり、よし次はテスラ!EV!とはならないでしょう。

やはり練習は大事です

話が車になりましたが、ドッグダンスに戻します。
練習したのは1時間くらい
特に空間を仕切ることはせず、広いままで練習します。
これは実際には仕切られた場所で本番になるのですが、それを練習ですると今ある問題や改善点が見えにくくなります。なのであえて広いままでの練習です。
結果として、実にたくさんの改善点が見つかりました。
例えば、小道具のテーブルとイスですが、ウノの場合どうしても勢いよくイスにアタックするで、床が滑りやすいとイスやテーブルが飛んでいったり倒れてしまいます。
念のため転倒防止のバーを取り付けているのですが果たして機能するか?
あるいは、シンクロのジャンプの際にジャッジ側から見てどうなのか?
着地時の感覚はどうか(犬、人ともに)
大きく走り回る時の滑りやどれくらいの大きさで廻れば時間的に大丈夫か?
ジグザグ歩きやスキップがどの方向に向かって行けばジャッジからよく見えるか?
自分の走り方や色々なポーズ、演技が広い場所でどう見えるか?
なんといっても、4分のルーティンタイムぴったりでできるのか、、、
そう、私の場合には音楽に合わせてどこで何をするかを決めていないので、感覚的に音楽を聴きながらコンテンツをこなして行きます。
まぁそれでもちゃんと音楽に合うように動けているので他から見れば音楽に合わせているように見えます。
しかしながら、空間が広くなると、動きも大きくなるので時間配分が変わります。
で、3回通しで音楽かけて練習したのですが、その全てで時間が足りませんでした。
そのため、お尻の方の20秒くらいがバタバタで見苦しさ満載!
昨日としての価値を一気に落としてしまうくらい酷い状況です。
しかもこの20秒はこのルーティンの締めになる重要なコンテンツが続くところです。
ここがバタバタだと、かなり残念感が出てきます。
なので、その後の練習はその動き方や方向などで終えました。
あとは当日本番でこの感覚をウノも私も感じとれるか!

焦るな、落ち着いて

緊張はしないのですが、焦ることはよくあります。
焦ると全体的に動きが雑になり余計な動きをしてしまいます。
それにつられてウノも雑になり余計なアドリブをします。
そのアドリブに焦るとさらに私はアドリブ化した演技をしてしまい後に引きずってしまう。
ほんと焦りは天敵!
落ち着いて丁寧に、余計な考え捨てて、自分自身に集中してウノに指示を出す。

ドッグダンスは動く、ためる、とめる、速さ、緩さ、そして淀まない

私のドッグダンスは決して一発芸の連続ではない。
その表現はコンテンツ、トリックには作品を構成するに必要なものだけが必要に応じて使われています。
なので自分のできるトリックをただ入れるのでなく、不要であればできるトリックがいくら良くできていても入れません。
また、犬にストレスがかかるようならそれはどんどん外すか変えていきます。
そんな時に、重要なのが、動く速度までやポーズです。
初心者のうちはとにかく動き続けます。
しかしそれでは忙しすぎてて、見ていた人の心に残りません。
必ず様々な変化材料を入れるべきです。

シリアスなのにコミカル

今回の作品は「ミッション: インポッシブル-ドリフバージョン」です。
基本的にはシリアスでかっこよくなのですが、それだけでは見ている人が楽しめません。
だってカッコ悪いおっさんが頑張って走って飛んでもイマイチでしょう?
若くてカッコイイ男子がやった方が確実にいい!
カッコイイ男性がカッコよくダンスするより魅力的となればコメディです。
なので、部分部分にコミカルな要素を入れています。
ただ、シリアスなのにコミカルというのは一番演技力が必要です。
何度も何度も練習の動画を見て修正してきましたが、まだまだいかにも演技してます的なところが残っている。
コミカルというのは説明的ではダメなのです。「はい、お酒飲んで酔っ払ってますよ〜」を説明的に演じると興醒めするでしょ?さらっとスマートに洗練して見せるのが演技なのです。
しかしそれが犬の演技を下から支えているくらいにする、、、、
だって、自分がバレエやってたから踊れるし踊りたい、、、でドッグダンス!
ってなると犬より人ほどのダンスが目立ってしまう。
それどころか、犬のハンドリングしながら踊ると、人の踊りも中途半端になる。
だったら人だけで踊ってるの見た方がいいよねってなる。
なので踊れる人は自分の踊りをセーブして犬を引き立てるように練習すべきなのです、、、、
まぁ、稀に人も踊れて、ドッグトレーニングもできる人がいて、犬もすごい訓練性能が高く、ハイスピードで疲れ知らずに動ける、そういう人と犬はもう何やっても素晴らしい!
でもそれに憧れてもねぇ〜、、、、おっさんはおっさんだし、のんびりウノはスピーディにはなりません。

最善を尽くして

とにかく今回の競技会ではたった3ヶ月で新しいルーティンを完成した状態でお見せすることは不可能です。
まさにミッションはどうなるか?
最善を尽くして楽しくやるだけです。


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