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ドッグダンス世界大会

5月に私とパートナーのウノが参加したFCIドッグダンスワールドチャンピオンシップは世界大会として確立されたイベントの一つです。JKCがドッグダンスの競技会の窓口となるまでは個人的なイベントからの選出だったが、ようやくJKCが窓口となって予選会としての競技会が開催され私たちが日本代表として参加しました。これはある意味で記録として大きな一歩ですが、まだまだJKCの取り組みは浅い為色々と不具合も拭いきれないでいました。
その一つがイギリスで開催されるクラフツへの参加資格です。
これまでにも何人かの日本人や準ずる人がクラフツを管轄する英国ケネルクラブにコンタクトをとって自由に参加してきました。これはいわば早い者勝ち的な状況にあり公正な代表としては不適切な面もありました。
しかしながら来年の3月に開催されるクラフツ出場資格についてはJKCが派遣窓口となり予選会としての競技会を開催する事になりました。
いよいよJKCが重い腰を上げたわけですので、これからは実力がある方たちが代表として参加する事になるわけです。

ドッグダンス競技2年目のウノ

さぁて、FCIドッグダンス世界大会でたくさんの方たちから、クラフツに出て欲しいと言われた私たちだが、もはや簡単にはドッグダンス世界大会には出れないわけです。
特にウノはダンス競技会に参加して1年の新米だ。競技会そのものにもFCIドッグダンス世界大会を含めても4回しかない。
私自身も競技会から長く離れていたため浦島太郎状態です。
7月から新しいルーティーンを作り始めたところであり、この暑さもあって広い場所での練習が全くできていない。
この状態で10月のドッグダンス競技会に参加してもとても良い結果は得られそうもない。
ならば今までの羊のショーンで出れば良い結果になって代表権を得られる可能性が高くなるのだが、それでは進歩はないし、まるでドッグダンスを結果や順位、世界大会に出る為にやっているようです。

日常の延長にあるドッグダンス

私のドッグダンスやオビディエンス、ディスクドッグの競技に参加するスタンスはあくまで楽しむためのもの、日常の楽しみを少し変えてトライしているだけです。
結果はたまたま運が良ければ良いし、そうでなければそれまでのこと。
FCIのドッグダンス世界大会の日本代表に選ばれたのもたまたま運がよかっただけの事。
だからこの先もこのスタンスを変えるつもりはない。
10月のドッグダンス競技会も同じことです。
なので未完成の新しいルーティンで参加します。そして結果を持ち帰って日常の中で楽しみヒントにしていきます。
そして改めてどこかでドッグダンス競技会に参加して、少しだけよくなっていれば成長したという事です。
誰と競っているかというと、それは他人でなく少し過去の私達です。
ドッグダンス競技会は公正なジャッジによって評価されますから個人的な主観ではなく客観的な評価も得られる事も大切です。なかなか自分のダメなところを指摘してくれませんし、点数をつけてくれませんからね。

出る以上はその時の最良を目指すのもドッグダンスの魅力

とはいえ、アドバンスドクラスに出るのですから他のすごい方たちとあまりに差があるようでは競技会のイメージを損ないます。なのでここからの2ヶ月間は可能な限りお見せして恥ずかしくない程度にはしようと思っています。
そして1年かけてルーティーンを完成させていき、2026年もクラフツの選考会が開かれ、私たちもクラフツに参加する意欲と状況にあったならチャンスはあるかもしれません。
何にせよ、来年であろうと再来年であろうと代表となったとしても、私たちはFCIの時と同様にフランスからイギリスへの旅をしながら、ウノと海外生活を楽しみたいと思います。
どこの国に行っても日常が楽しくある事が一番なのです。

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