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ドッグダンスを教えるには

やっと涼しくなってきましたね〜
今年は暑すぎて全く外でレッスンができませんでした。
ドッグダンスも同じく室内でばかりレッスンしていましたが、ようやく屋外レッスン場でできるようになりました。
小道具もようやく全部揃ったところです、、、粗大ゴミにも見えますが、、、

第二回JKCドッグダンス競技会

私とウノは昨年の7月に開催された第一JKCドッグダンス競技会でドッグダンスの競技会にデビューしました。
その結果、日本代表に選出されてFCIの世界大会に参加することになったのですが、それから1年が過ぎて、2回目のJKCドッグダンス競技会になります。
その間に世界大会を含め3回の参加、これが5回目の競技会になります。
ここまでは入賞を続けてきましたのでコスパがいいよなぁと言われてきましたが、できればもっと沢山の競技会や練習会にも参加したいとは思っています。
ただなかなか出たいと思える競技会がなくて、今のところ海外からのジャッジによる競技会のみ参加しています。
別に海外ジャッジじゃないとダメという事ではないのですが、変なバイアスもかかりにくいし、なんといっても世界で活躍してこられた経験からのジャッジはありがたいのです。

クラフツ選考会(crafts)

以前にも書きましたが今回の第二回JKCドッグダンス競技会はFCI ドッグダンスワールドチャンピオンシップ2025派遣選考とCrufts2025 インターナショナル・フリースタイルコンペティション派遣選考と併せて開催されます。
派遣を希望するアドバンスドクラスの最高得点の方が選出されるのですが、どちらかのみとなります。
つまりFCI行きたい人はクラフツは行けないし、クラフツ行きたい人はFCIは選べないと言う事です。
これはなぜそうかはよくわからないのですが、より広く多くの人に間口を持ちたいのだと思います。
それはとても良いことだと思うのですが、順番としてはどうかとも思います。
できれば結果を元にして参加者が後から選べる方がいいように思います。

イギリスに犬を連れて行くハードルは高い

今年の5月に私とウノはヨーロッパの9ヶ国を旅しました。ドイツのフランクフルトから入って色々な国をレンタカーで渡り再びフランクフルトから帰国しました。
それに伴って準備することはたくさんあって正直やっている途中は面倒で仕方ない事でした。
でも終わって見ればそんなに難しくなく、向こうでもある程度英語ができればなんとかなりました。
ところがイギリスはEU🇪🇺に加盟していないので、全てが違います。
そして直接イギリスに飛ぶ事ができないのです。
一度近国のフランスかオランダに降りて、そこからフェリーかユーロトンネル(車ごと列車に乗せて海底トンネルでイギリスに行く)で渡る事になります。
ワクチン証明書などもイギリス書式になります。
念のため少し調べましたが、なかなか大変そうです。
なのでもしも私とウノが選出されたらこれらのことを一気に進めなくてはなりません。
さらにロンドンは物価高騰や失業率高などですごい事になっているらしい、、、
クラフツはバーミンガムですので少し安心ですが、、、
何にせよ、コスパおじさんの私とかわいいウノが再び世界の道を歩くかは運次第でなく実力次第ですのでかなり厳しいと思う訳です。

ドッグダンスの練習をしながらもジャッジの目でチェックする

私はいつも言うように順位や結果の為に競技には出ませんが、常に本番を意識した練習をしています。
それは訓練競技もドッグダンスも同じです。
訓練競技に関して言えば、ビンゴと出ていた20年前と今とでは評価の感覚が随分変わっていて、ウノと訓練競技を始めた当初は何度もその感覚の違いに遭遇して、その都度修正を加えてきました。
ウノと6年間競技して今はJKCの今に沿って練習も競技もできています。結果としても今までのアベレージは98.2点とビンゴの97.8点を超えました。
ドッグダンスも然りでビンゴとドッグダンスをやっていた時はWCFOというアメリカの団体の規格でやっていました。
ところが今はヨーロッパ規格です。(FCI規格)
基本的には同じですが、やはりジャッジの視点はかなり違っています。
私の場合はいつも誰からも教わらないので、競技に参加して失敗して学ぶ事になります。
事実ブダペストの世界大会でも失敗して学びました。
それでようやくずっと続けてドッグダンスをしている人たちに追いついた状態になりました。
なので、ウノと練習をしている時もジャッジ目線で修正ができるようになりました。
つまり自分で自分の演技に得点がつけれると言う事です、、、ほんとやっとここって感じです。

人にドッグダンスを教える

ビンゴとドッグダンスをやっていた時はおそらく日本で最もダンスの生徒さんが多い教室だったでしょう。
でもビンゴがいなくなり、私も犬のいない生活が3年続き、ダンスからは遠く離れていました。
ウノが来てからもダンスにはあまり興味が湧かず5年が過ぎてしまった。
それで今、ようやくまたドッグダンスを人に教えられる状況になりました。
まぁ今はたくさんの人がドッグダンスを教えていますから今さらなのでしょうが、、、
でもせっかく世界大会まで行って、今のドッグダンスね規程に沿えるようにもなったのですからまた気の合うみなさんとドッグダンスを楽しみたいなぁと思うようになってきました。
そう言う意味でも今度のJKCドッグダンス競技会は変化の時だと思っています。
クラフツに行けるかどうかは実力次第ですし、参加者次第ですが、自分で自分のダンスに点数をつけて、それがジャッジの評価と伴えばそれで大満足です。
いよいよ2週間ほどです。可能な限り広い場所で練習をしましょう!

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