犬と海外旅行、ザルツブルク市街
ザルツブルクの観光といえばモーツァルトの生家とかミラベル宮殿ですね。
ひとまずあまり計画もなくブラブラしようと車でザルツブルク市街に行きました。
駐車場は地下のパーキングがたくさんあって比較的便利な方です。
停めたすぐ側がミラベル宮殿があります。中に犬は入れませんが、ミラベル庭園はオッケー!
ミラベル庭園は、オーストリアのバロック建築の巨匠ヨハン・フィッシャー・エルラッハによって17世紀に造られました。ペガサスなどギリシャ神話がモチーフになっている彫像や花壇、噴水が配置されており、優美な雰囲気を醸し出しています。また、この庭園は、映画「サウンド・オブ・ミュージック」のドレミの歌のシーンで使われた事でも有名です。
そんな素敵な庭園を犬と歩けるのも懐の深さを感じます。
ミラベル庭園は確かに素敵で、フォトスポットだらけ!
ウノの写真を撮っていると観光客からどんどん声がかかります。
そんな中、女性2人組が、「ウノ〜」と駆け寄ってきました。
あれ?なんで名前知ってる?と思ったらどうやらハルシュタットであった方だった。
何という偶然、いやこれもウノがいるからですね。
この日もたくさんの人たちと出会い、話をしました。どれも私だけだったらありえない出会いです。
犬と歩くだけでこんなにも旅行が楽しくなるなんてちょっとびっくりです。
お昼ご飯はなんとなく食べそびれたのでカフェでコーヒーブレイクしました。
見るからにちょっと高級な感じのお店ですが、当然ですが犬オッケー
笑顔付きで案内してくれます。
通り道に犬を置かないでねとだけ言われたくらいで周りの人たちも特に気にしていません。
先客に老犬のレトリバーを連れたご年配の女性がいましたが、これまたウノが入ってきても微動だにしない。
すっかりリラックスしている。女性も軽い会釈くらいで自分たちの時間を楽しんでいる。
ケースに並ぶケーキからおすすめをひとついただきましたが多分この旅で一番のケーキでした。
ザルツブルクのレストランはちょいと洗練されているかもしれません。
それにしてもなんて居心地がいいのでしょうか?
日本ではまずもってこんな気持ちよくコーヒーを飲める事はありません。
大抵は狂ったように吠えられたり、飼い主さんが犬を近づけできて挨拶させようとする。
そんな事こちらでは皆無だ。
まぁ文化の違いといえばそれまでだが、私個人的には、お茶や食事をしているのだから犬友達作りたいわけじゃないし、闘犬開場にきたつもりもないので、静かにしていただきたいものです。
こうしてミラベル庭園から旧市街を散策し、ザルツブルクの小さな街を堪能して観光はおしまい。
山を背負った素敵な街でした。