JKCドッグダンス競技会から
JKCドッグダンス競技会が終わってから1ヵ月過ぎました。
この競技会はJKCにとって始めてのドッグダンス競技会でした。
私にとってもウノとのライブでの初競技会でした。
そして私自身はビンゴとのライブ競技会に最後に出たのはいつだっけ?
と思うほど久しぶりのエントリーでした、、、
10年以上ものブランク、そして今のドッグダンスの状況を理解しないままの参加は少しの不安はありましたが、楽しみでワクワクな参加でした。とは言えたった1ヵ月ちょっとの練習、しかもルーティンはウノが4ヵ月の時に作った「羊のショーン」それを5歳になったウノにできるトリックをいくつか取り入れただけ。こんなので参加して良いのか?ある意味で無謀なチャレンジでもありました。
初心に戻る
久しぶりのワフ、多くの参加者の皆さんは前日のセミナーにも参加されたのか、駐車場はほぼ満車!
既に出遅れ感満載ですが、ウノには関係ない事なのでいつも通りのんびり受付済ませて荷物だけ開催する場に運びます。
当然ですが既にみなさん場所取りは終えており、犬達はクレート待機しています。
知った顔も知らない顔もありつつ、完全にアウェイな気分!
ドッグダンスを10年間引っ張ってきたという自負はこの時点で完全に無くなりました。
私は初心者ではないですが、初心に戻る時を得たと感じました。
この感覚、訓練競技会の時にも感じましたが、ドッグダンスでも感じるとは、、、いや訓練競技以上かもしれない。
思い返せば、ビンゴとドッグダンス競技会に始めて参加したのも今のウノの年齢です。
あの時も私のビンゴは完全にアウェイで何にも知らずにエントリーしていました。
しかも一番上のクラスにエントリー
なんの根拠もなく自信もなく、でもどうせ出るなら一番上のクラスで行こうと出た結果、どう間違ったか2位と同点の3位になってしまってびっくり!
今回もその時と同じ気持ちで一番上のアドバンスドクラスにエントリーした私、、、
しかしながらビンゴとのあの時とは時代が違うわけで、今や日本人も世界に出ていく時代です。
競技会は盛んに行われているし、競技人口も大きく増えている。イベントや練習会にとダンスは花形競技になっている。
そんな中で初競技会に羊のショーンでいいのか?アドバンスドに出て良いのか?
もはや、なんとでもなれ!って感じで開き直って、みなさんの演技を拝見して勉強することから始めました。
空間が掴めない
始めに練習時間があるのですが、私とウノはその時、始めて演技するリングのサイズを知る事になります。
アウラの屋外レッスン場よりはるかに大きな空間です。
さて何処からスタートすべきか?どこに小道具置くか?
短い時間の中で計画を練ります。
本来ならその空間でウノと何度か練習するべきですが当然そんな事はできません。
出たとこ勝負確定です。
みんなすごい
演技が始まります。私がビンゴとやっていた時からずっと続けている人は犬も歳をとって、それでも頑張っている姿に感無量!知らない顔の人もすごく技術が高くてびっくり!
10年の間に色んな事が変わり、私は浦島太郎になってしまいました。
世界の演技
午後からはいよいよアドバンスドクラスです。世界を目指して頑張っている人の演技が続きます!みなさん慣れているのでサブリングでの調整や、構成、技術、表現は学ぶべきところがたくさんあります。
同時に今のドッグダンス競技に必要な事も見えてくるので自分達に足りていないもの見えてきます。いやむしろ足りないものだらけです。
いよいよ10年の歳月を超えて
私の前の人の演技が始まりました。
いよいよです。
本来なら2つ前の人から2つあるサブリングで練習待機するのですが、そもそもそんな事したことがない私たちなのでなんの練習もせずに本リングに入場しました。
まず音響チェック!
これはなんとかクリア
次が小道具のセット!
規定では搬入搬出合計3分位以内とあったので、ここだけは予め練習しているので大丈夫!って思っていたらイベント主催の方から「3分以内ですので、、、」
これで慌てた私は走りながらセット、この時点で結構息が上がっている私、、頭真っ白とはこのことです。
ビンゴが支えている
終わってみれば楽しいだけの競技でした。
空間を上手く捉えられず、幾つかの要素ができませんでした。
思う場所でできませんでした。
出来栄えもいつもの6割くらいでした。
それでも私達らしさは表現できたかなぁって思います。
ビンゴと20年近く前に始めたドッグダンス!
あの時と同じ気持ちが込み上げてきます。
どこかでいつも支えてくれるビンゴの存在を感じます。
新しくて古い私達のダンス
結果はびっくりの4席(JKCなので何位じゃなく席)
しかも1席とほとんど点数が変わらない!
これにはかなり驚きました。いやいやもらいすぎです。
最下位とは言わないですがもっと低い席順と思っていました。
なのですっかり帰宅準備も済ませてドッグランで遊んでいました。
私達のダンスは今の規定に照らし合わせると点数の付けにくいものです。
それは今回みなさんの競技を拝見してはっきりと認識できました。
それでもこの得点と順位がついたのは何か?よくわからないままに終わった競技会でした。
同時にもっとがんばろうと、そして今の規定にもう少し近くなるようにしてもう一度出てみたいと思いました。
それではじめてみなさんと同じ土俵に立つのです。
それでどう評価されるのか?
それで今回の意味がわかるでしょう。
超えて行こう
ビンゴから繋いだウノとのダンス
あれから私はどれだけ成長したのか?
もっとできたのでは?
努力が足りないのては?
色んな事を考えさせられた1日でした。
back to basic uno
ダンスにおいてまだ何もなし得ていない私とウノです。
この血統書につけた名前の通り、基本に戻って始めます。