犬のごはん事情

どんよりお天気スタートです
気温はあまり高くないのですが湿度が高くて梅雨のような朝です。

今、ゴールデンドゥードゥルのあんずちゃんとウノと一緒です。
なんの問題なく楽しく過ごしていますが、一つだけ悩ましい事があります。
それは犬のごはん！
ウノのごはんは私が作りますが、あんずのは袋に小分けされたドッグフード、、、、
あんずはウノのごはんが気になって仕方ありません。
なので少しお裾分けすると、初めて口にしたごはんに驚きと喜びが隠せません。
とぼとぼとドッグフードを食べる姿とは大違いです。
できる事ならあんずにも同じように作ってあげたいと悩んでしまうのです。

ドッグフードと手作りの差

ご存じの方も多いと思いますが、私は20数年前から手作り食の実践付きのセミナーを開催しております。
昨今は手作り食のレシピやらなんやらが乱雑に表現されていますが、当時、手作り食と言うと胡散臭く思われたり、ドッグフードが最高の餌だと言う認識から否定される事もありました。
今やその逆？
時代が変わるとこんなにも人の意識は変わるのだなぁと驚きます。
ドッグフードと手作りの違いは色々ありますが、最も大きな違いの一つは「愛情の受け渡しができるかどうか」です。
私はウノにごはんを作っている時、時折思い出します。
子ども時代に母親が忙しい中でお弁当を作ってくれたり食事を作っている姿を、、、
そこには見た目の美しさや品数や栄養バランスではなく愛情がふんだんに注がれていました。

美味しくなあれ、大きくなぁれ

私は母親がそうであったようにウノのごはんを作る時にそうやって愛情を注いでいます。
そして出来上がったごはんをウノの前に出す時には、朝であれば、

「今日も一日よろしくね！がんばろうね！」

と、声を出して伝えて、どうぞと出します。
そしてウノが食べている姿を見て幸せを感じます。
食べ終わると

「おいしく食べてくれてありがとう」

と声をかけて器を引き上げます。
夜もまた同じように作りますが、声かけは違います。

「今日も一日お疲れ様でした！ありがとうね！」

と伝えて出します
巷でよく聞く

「お座り、お手、おかわり、まで、よし」のような事はしません。
私達にとってそうした行為は意味を持たないし楽しくありません。
手作りのごはんは人と犬との関わりを深める大切な時間なのです。
コロナ禍なので以前のように大人数でのセミナーは開催していませんが、マンツーマンのセミナーはご希望に応じて開催しております。
ご興味ある方はご連絡くださいませ。