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おすわりひとつとっても

今日も不安定なお天気のようです。
雨支度も忘れずにですね。
さて、昨日もたくさんの犬たちで賑わったアウラです。
その中でダンスのレッスンもありました。
※今はダンスのレッスンはマンツーマンのみお受けしています。
ご希望の方はメールかフォームからお問い合わせください。
初めての方は要カウンセリング

希望されることをレッスンしていますが、昨日はいくつかの要素の教え方伝え方についてでした。
例えばですが、スピンとかツイス、サークル、アラウンド、これらはすべて犬が回るという意味の要素です。
コマンドの名前はなんでもいいのですが・・・
ところが、これらはひとつひとつ犬にとっては違う行動です。
犬自身がその場で回ること
犬が人のまわりを廻ること
犬がなにかの対象物を周ること
それぞれに意味ができるためそれぞれに教え伝えないと混乱してしまいます。
また左回りと右回りでも異なってきます。
こうしたことをまずはじめに伝えないと途中で犬は混乱してできなくなってしまいます。
いや、できなくなるのではなく、なんとなく手やトリーツにつられて動いているだけで意味やコマンドを理解しているわけではないのです。
行動学では般化といいますが、犬はじつにこれが不得意分野です。
なので丁寧に伝えていかないと混乱に陥って結局はモチベーションの低下となってしまうのです。
音楽かけると途端にやる気が無くなるとか、におい嗅ぎ出すとか・・・大半はこのパターンです。
トリックがいくつできるかではなく、どんな条件でも一つの要素がコマンドひとつでできるかどうか・・・・
このほうがはるかに難しいし発展性があると私は思います。
みなさんの犬は遠くに離れている時、「おすわり」とコマンドを出した時、その場に座れますか?
うしろ向きになってコマンドを出した時座れますか?
自分が寝転んでいてできますか?
ドアの向こうからできますか?
どれもただ単純におすわりです。
enjoy!
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