犬たちを通して伝える
雨が降り続いていますね。
昨日はおもったほどの雨でもなく、散歩レッスン以外は普通にできました。
犬たちからすれば家の中でじっとしているよりは屋内レッスン場でレッスンしたり遊ぶ方が楽しいようで、みんなウキウキでレッスンしていました。
そういう姿をみていると幸せな気持ちになりますね。
さて、新しいカリキュラムを作り始めました。
作り始めたといっても、昨晩ひらめいて、忘れないようにとメモ書きした程度です。
でもプラットフォームはほぼできています。
あとは具体的な内容を肉付けして起承転結作るだけです・・・まぁそれが一番大変なのですが・・・・
詳しいことは置いといて、まずはグループレッスンで試験的にやってみようと思います。
それとは関係ありませんが、うーたんの新しい取り組み始めました。
体調が万全ではないので集中の持続が難しいため、ほんのわずかしかできませんが、新しいことはお互いに気持ちもリフレッシュできるし、すこし先を見通すきっかけにもなります。
今やっていることは「物品持来」
なんのこっちゃですよね。
JKCの訓練競技や試験で行われる課目の一つです。
規定をそのまま書くと
物品持来
犬を所定の位置に脚側停座させる。指示により指導手は犬に待てを命じ、物品(ダンベル状のもの)を約10m 前方に投げ、指示により犬を発進持来させる。犬は直接脚側停座するか、又は指導手の直前に一旦対面停座 し、指示により物品を受け取り、右手に持ち直立し節度をつけて終わる。一旦対面停座した犬は脚側停座さ せて終わる。
とあります。
簡単なようでみなさん苦戦する課目です。
で、大抵の人が強制的な方法によって習得させるようです。
ダンスの先生なんかもオビディエンスは強制訓練の方が多いので、まぁそうなるのも世の常なのかもしれません。
でも私の場合は強制しません。
飴と鞭でおしえれば簡単なのでしょうが、私にとってはそれができたとしても意味をなさない。
一方では急いで教えることもしません。
急ぐ必要がもし試験や競技で良い結果を掲げたいのであれば、私にはそれは当てはまらない。
そんなわけで、2歳をすぎた今、うーたんに物品持来を習得する小さなきっかけを見つけました。
見つけたらあとはそれを広げていくだけです。
昨日から始めて、かなりの理解度です。
とはいえ、ヒールポジションがやや曖昧になってしまうし、時折落としてしまうこともあります。
なんといっても持来しているものはダンベルではなく、いつもの引っ張りっこ用のフリースの紐をまるめたものです。
たぶんこれをダンベルにすると全然できないはずです。
応用性を持って般化する前段階、つまりコマンドになる前段階にあります。
大半の行動は1週間あれば完全に習得できますが、ここは体調のことも鑑みて、ゆっくりと楽しみたいと思っています。
大切なのは結果ではなくこうした過程にあるのだと私は犬たちを通して伝え続けるだけです。
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