犬を思う

どんより曇り空ですね。急に涼しくなって着る服考えないとですね。
こんなに涼しくなると月曜日の川あそびが微妙になってきますねぇ
勝手なことだけど月曜日までは暑くなって‼️
さて、昨日もたくさんの犬たちで賑わったアウラです。
そんな中でボーダーコリーのレッスンが2つありました。
ボーダーコリーといえばアウラの代名詞のように沢山のボーダーコリーがやってきますが、その個性は様々です。
かく言う私のパートナーもボーダーコリーです。

ボーダーコリーは頭が良いと言いますが、ボーダーコリーに限らずどんな犬種でも頭は良いと感じます。
ボーダーコリーの魅力は頭の良さよりも、類稀なる運動能力や、仕事欲、あるいは人に対する愛情深さではないかと思います。
ウノは家庭向きのブリーディング、人に対する愛情深さの高いボーダーコリーです。
したがって、人が好き、犬が好き、一緒に何かをすることが大好きな子です。
一方で体型はドッカンとして体重も21キロを超えています。フリスビードッグとしては超重量級なのでスピードも遅いし、ジャンプもしない。
決してトップに立てるような子ではありません。
競技の上でも作業意欲が突出してあるわけではないので、それを突き詰めればイギリスのワーキング系ボーダーコリーにはかないません。
しかしウノは毎日私と共に様々な犬たちの相手をしています。
ちゃんと相手に合わせ対応をするし、相手の出方を正しい方に導いてくれる。
勿論相手しだいというところはありますので相手があまりに社会性が低かったりするとウノもお手上げということもあります。
時折エロエロしてしまう事もあります。
それでもウノに会いに来るという子はとても多いのがウノの性格を表しています。

ウノは抜群の社会性と人や犬と一緒に何かをすることに幸せを感じる子に育ちました・・・・勿論まだまだ未完成です。
私の理想とする犬と人の関係とはここにあります。
私は競技会で一番を目指すために、あるいはそれをコマーシャルにして仕事をするために犬を飼ったわけではありません。
犬に大きなストレスをかけてまでそれをする価値観を私は持ちません。※その考え方を否定はしませんが私には無いというだけのこと。
犬が喘ぎ、吠え、尻尾も体も緊張と興奮でいっぱいになりながらも作業を遂行する・・・・
私はそんなボーダーコリーを見ると心が苦しくなってしまいます。
怖い顔、作り笑顔では本当の心を知ることはできないでしょう。
犬の心を感じ取りながら、犬のえがおに笑顔で応える。
困ったときは一緒に困って見る。
そして、全ての犬の中の一番ではないが、自分の犬の一番良いところをちゃんと理解して高める。
その日一番の笑顔を交わす。
私はこれで十分なのです。
おまけで競技にも参加しています・・・勿論ウノは競技でも優秀で、それを知らぬ間に仕事に役立てているのかもしれません。
見た目にはよく似て見えても根っこは全くちがうことはよくあることです。
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