犬を仕上げる

お天気下り坂ですね
気温は高いけど日差しがない分過ごしやすいのでしょうか？
上着はいりそうですね。
このところのウノくん、エロモードが高まっていて犬同士のセッションデモ犬時の対応がお粗末になることがあります。
うまく誘っているのは間違いないし相手に合わせて対応しているのは事実ですが、時々エロってるなぁというのが見て取れます。
まったくもうって感じですが、10ヶ月になったウノは絶好調！
あと2ヶ月で1歳・・・・この短くも長い道のりをどう乗り越えていくか・・・・いや、乗り越えることは難しくないが、どう成長させていくか・・・悩ましくも楽しい時間です。
社会化も思春期も後戻りできない大切で重要な時間です。
精一杯楽しみたいと思っています。

さて、アウラにはプロトレーナーがたくさんレッスンにやってきます。昨日も、今日もいらっしゃいます。
スキルや経験値がまったく不足している方も正直なところ多いものです。アウラの生徒さんのほうがトレーナーらしかったりもします。
しかしスキルや経験値は大切ですが重要ではありません。
重要なのは犬と真摯に向き合い学ぼうとする心です。
そして自分の未熟さを隠さないで共に成長しようという気持ちです。
私はそうした心に真剣に向き合います。
どこかの団体のように「ドッグトレーナー認定書」は発行しませんが、すくなくともそうしたところで学んだトレーナーよりははるかに高いスキルも身につけていかれます。
資格で仕事したい人は来ないし、資格で仕事したけどうまくいかない人がやってきますからスキルが大きく変わるのは当然といえば当然ですが、できるならはじめから通っていただければよかったのにって思うこともしばしばあります。
とくに昨日の方のように犬がまだ若いならばへんな教え方でおかしくしてしまうと後に響きますからもったいなくも感じます。
しかしながらそうしたことを選ぶか選ばないかも人のセンスです。
もっとも私がとやかくいうことではありませんが・・・
とにかくプロというならばまずは自分の犬をしっかり仕上げていくこと、そしてその子とともに自分自身の考え方を表現すること。
しつけ・・・躾とは身を美しくすると書いて躾です。
しつけ糸をかけることは衣服を美くしく仕立てる（仕上げる）ための作業です。
手間のかかる作業であり、そのしつけ糸は衣服を着る時には取り払ってしまいますから、一見無駄のようにかんじます。
しかし見る人がみれば、その衣服は仕立てが良くて美しく心地よく感じます。
私はウノという犬を仕立てることで見る人にそうした気持ちを持っていたたげれば幸せです。
〇〇チャンピオンのように結果だけをぶら下げても仕立てができていないのはすぐに崩れてしまいますからね。
かくいう私はウノをまだ仕上げていませんので私自身もこれからです。
今週末はJKC本部の訓練競技会です。ひとつ表現してきましょう。
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