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犬から学び人から学ぶ

寒いけどよく晴れた朝ですね。
お日様と共に元気よくまいりましょう。
さて、昨日のお休み、妹の家にいってきました。ここにも2歳になる犬がいます。
保護犬の女の子で体重が10キロほどのかわいい子です。
ちょっと臆病なところはあるものの人も犬も基本的に大好きです。けれどあくまでもそれは犬がわからのアプローチに限ってで、こちらからアプローチすることに対してはとても苦手です。
いわゆる社会化不足の典型的な行動パターンです。
今回はUNOはまだ会っていなかったので会わせることが目的です。
またUNOも自宅以外で過ごすことに慣れていくことも目的のひとつでした。
で、UNOくん妹夫婦に会った瞬間にウレション・・・やっぱりねって感じです。
妹の犬は自宅に他の犬が入ってくるのは2度目ということで警戒心ありつつ嬉しさありつつで大興奮です。
UNOも嬉しいらしくしっぽがふりきれんばかりです。
で、UNOくんは相手の興奮をコントロールするために場所を移動します。
ところが移動した場所がよくありませんでした。
移動した場所はその子の陣地・・・一人がけのソファの上・・・・そこにUNOが飛び乗った瞬間にその子は攻撃をしかけます。
UNOはすぐにそれをセーブしますが、はじめから喧嘩ではこまるのでUNOを呼び戻します。
距離が取れれば攻撃もないのでまた友好的に振舞います。
UNOもひとつ学習します。
それからはUNOも用心しながらすこしづつ、そしてできるかぎり落ち着きながらゆっくりと動き、相手の興奮が落ち着くこと、そしてこちらが仕掛けても大丈夫なくらいまで待ちます。
慣れてきたら、軽く足をかけたりして遊びに誘います。それでも相手が警戒する場合は速やかにゆっくりな動作に戻します。
それでもダメな時は体を横にして無防備な姿勢をとって相手がリラックスできるように振舞います。
そんなことを何度か繰り返し、テラスに出てリフレッシュしたりして1時間ほどしたころにはほぼ打ち解けてすこし遊べるようになってきました。
たった7ヶ月のUNOですがこんなこともできてしまいます。もちろん完全ではありませんし失敗もありますので私もアシストをします。私のアシストも完全ではないので絶対という過信は禁物ですが
こうしてトライすることで結果は生まれます。もちろんすべてノーリードです。リード付きの狭い社会の中ではありえないことです。
アウラではこうしたオフリーシュでの大きな社会の中での犬づきあいやセルフコントロールを学びます。
UNOはまさにそれを私の元にきたその日から始めているわけです。
成犬になってからこの作法を学ぶのはとてもリスキーです。相手のボディランゲージを深く読めないし、自分もボディランゲージを適切に出せないので相手が混乱します。
可能な限り社会化期である3ヶ月ないし最低でも4ヶ月齢までにこうした時間をたくさん持つこと。もちろんそこには飼い主さんも含まれての話です。
幼稚園という名の一時預かりに犬だけ入れても自分が学ばなければ、自分の犬が今どういう表現をしているかすら気づけません。なんでうちのこはこんなふうなんだろう・・・となってしまいます。だってそれはその一時預かりの場で管理もされずただ犬同士で遊ばせているから・・・でもそれが現実だったりもします。
人の管理部分が欠如していると単なるストレス発散、一方でストレスも溜め込んで帰ってくることにもなります。
ドッグランもまた然りですね。
大切なのは人が犬の動きや精神的な背景を学ぶことです。
私はUNOからそれを学び、私はUNOに人の行動や意識を伝えているからこその昨日だったと思っています。
それはとても楽しくて幸せな時間をもたらします。
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