時には比べ、時にはそこだけを見ると良い
今日も青空スタートですね。ところによっては雨もあるようです。
このところ寒さに加わり風が強くって体感温度は気温以上に寒く感じます。
そんな中でも犬たちは元気いっぱいです。むしろ寒いほうが元気になる子が多いですね。
でもイタグレやミニピンなどは耳が切れたりしてスヌードが欠かせないし、ほんと犬によって違うのが不思議です。
さて、昨日はルーデンスのマオちゃんと同郷のノアちゃんとUNOが大いに遊び、なんとも幸せな時間となりました。
アウラはボーダーコリーの多い教室ですが、ボーダーコリーとひとことでいってもみんな個性がちがいますし、行動パターンがちがいます。
同じブリーダーさんでも親が違えば違います。また同胎で兄弟であっても育った環境によって変わっていきます。
ところが、飼い主さんの目線からみると、なんだか自分の犬だけ他と違っているような・・・ちょっとおかしいんじゃないかな?・・・・これは良くないこと?・・・・
とだんだん不安が募って事実とは異なる意識が芽生えてきます。
でも私からみればどの子も順当に育っていて、なんにもおかしくない。
訓練という目線だけでみれば、UNOは当然のことながら7ヶ月齢としてはよくできているほうかもしれません。でも訓練所に入っているボーダーコリーや訓練士の訓練犬と比べればはるかに緩いしできていません。
訓練という目線は小さなものさしです。
昨日のマオちゃんもノアちゃんもUNOも訓練目線だけでみれば個々に差はありますが、それ以外のものさしで見た時にはそれぞれに違った魅力がふんだんにあります。
そしてその魅力を一番よく知っているのが飼い主さんなのです。
反面ついつい比べてしまいがちです。それも大事なことです。そうすることで自分も頑張れる時もあります。
UNOと私もみなさんに比べてもらえるように、良い背中を見せられるように育てていきたいと思っています。
アウラのホームページのどこかにこんな言葉を書きました。
「おとなしい子、にぎやかな子、いつも走り回っている子、飼い主さんにべったりな子・・・・いろんな子がアウラにやってくる。
時々、それが出過ぎて飼い主さんが「やれやれ、困ったなぁ」という顔をしたり、頭から湯気が出ていたりします。
でも、みんないい子、いい飼い主さんなんだ。でも、つい比べちゃうよね。
花だって、日向で太陽をいっぱい浴びて元気になる花もあれば、それよりはその下で少し涼しげに咲いている花もあるね。あっというまに大きくなる花もあれば少しづつのびていく花もある。
みんな、みんな、それぞれの速度で、それぞれの姿で生きている。みんなそれで生き生きとしている。
でもね、ひとつだけ忘れちゃいけない。
みんなそれぞれが作用し合って生きているってこと。
花も犬も人もぽつりとひとつじゃ生きていけないし、それでは自分の存在価値がないよね。
みんなに生かされている。それが大事だと思うよ。」
そんな様子をインスタにもアップしています。
アウラのインスタグラム
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