ほどよい塩梅とは

雨ですねぇ、しかも寒いっ
まぁ、12月らしいといえばそうなのですが、この数日の初夏のような暑さからいっきに寒くなるのでまるで旅行気分です。
楽しむしかないって感じですかね。
さて、昨日はいろんなレッスンがあり、UNOもお供させていただきました。
元気印たちとは元気に遊び、おだやかな子とは穏やかにすごす・・・ウエルカムな人には思う存分に甘えていきます。困るのはウレション・・・半端なく出ることがあるので靴や洋服をよごさないかとそれだけが気がかりです。
ちなみに朝一や留守番から帰ってきた時に私にもウレションします。
私にウレションする子はすごく多いのですが、その子たちは1週間に1度とかなので嬉しさが出てしまうのでわかるのですが、毎日会っているUNOがそうだというのが笑えます。そのうちなくなるので特に何かするわけではありませんが、かわいいのでそのままでもいいかなぁ・・・なんて思ったりもしてます。

今週の土曜日は山中湖のきららで開催されるFuji FUN STAGE 2018♪ Winterに参加するUNOですが、忙しい中、ちょっとだけの稽古をしています。
昨日も全部のレッスンが終わったのが夜の7時、そこから片付けして小道具出してぶっつけ本番で3連続、約10分の集中をとります。
ルーティンの最後の部分を変更したので音楽とのマッチングが微妙です。今日明日はもう稽古する時間がほとんどないのでふれまたぶっつけ本番のアドリブで帳尻合わせという感じです。
柵での遠隔部分はあいかわらずアシストが必要です。
なんか打開策を講じないとここは改善できそうもありません。
練習でも通しの時はモチベーターを使わないので、どこかで命令的になっているのがプレッシャーになっているのかもしれません。
もっと楽しい気分が必要なんだとわかっているのだけど思ったようにいかないとイライラがでてしまい逆に悪い方にひっぱりそうになる。
以前、犬が不得意な行動（バックを含む作業）に対して4つ5つもの要素を加えたいと言った方がいました。
私にはそれがどれだけ犬にストレスをかけることかわかっているので、それは入れない方がいいとはっきりとアドバイスしました。
しかしその人はどうしてもやりたいといいます。
普段自宅で練習している時はうまくいっているのでなんとか披露したいという自己欲求が勝っていたのでしょう。
仕方がないので1つだけ入れてはどうだということで落ち着いてもらいました。ただしうまくいかないよ、それがあることで全体のモチベーションやつなぎが悪くなることもありますよ、とアドバイスを付け加えておきました。
で、本番・・・・やっぱりうまくいきませんでした。そして全体的にモチベーションはガタ落ち、つなぎの部分は酷い出来でした。
私からすれば「わかっていただけたかなっ？」というところですが、なによりもそのあとの犬へのフォローができていないことが残念でなりませんでした。
自分の失敗に嘆き、苛立つことで精一杯・・・自分の犬は自分の欲求に応えられずに落ち込んでいるにもかかわらずです。
でも、その気持ちもよくわかります。自分もそういう気持ちになるからです。人間ですから当然です。
あとはそこから自分を立ち直せることができるか、いいわけして何かに逃げるか・・・・そこは個々に違います。

今回、私はこの演技を録画してWCFOのビデオコンペに出してみたいという気持ちがあります。
コンペですから点数や順位がつきます。
それだけでも人の自己欲求、自己満足のための犬へのアプローチは大きくなります。
しかもより高い評価を得たいという欲求が出てくれば、難しい構成やトリックを入れたくなってしまう。
私にしてもその気持ちがないわけではありません。
でも、それはしません。前回のファンマッチで気になった部分の修正はしますが、それは得点を高めるためのものではなく、UNOがよりよりみえるためのものです。
それでも稽古の時間が足りなければUNOにその変更部分を満足に伝えることができませんので、ストレスになるかもしれません。
その塩梅を限られた時間の中でスケジュールしていき当日に備える。
そして、当日までにそれらのことがある程度できていれば稽古と同じように振る舞うし、コンペにも出せる。
しかしもしそうでなければ、私はコンペはすっぱりとあきらめて遊ぶ。中途半端では次につながらない。
1回目よりもっと良くしようだなんて・・・・絶対に思ってはいけないのだ。
だってUNOの中には出来栄え点なんて意識の中にまだありもしないのだから・・・・
さぁ、あれこれと忙しいけど、UNOのシャンプーもしちゃいましょうね。
今日も楽しい一日になりますように♪
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