恐れない
秋晴れの日が続きますね。
今朝も、ウー、スーで林の中を散策してきました。
こういう所を走っていると、本当の犬らしい感受性を高めることができる。
そして、一緒になって同じことすると犬とだけでなく、そこにある樹々や草花、あるいは、落ち葉に埋もれた木ノ実にさえ愛を感じます。
ありがとうと自然に言葉が出てくるから不思議です。
それにしても寒くなりましたね。いつの間にかフリース着ているし、夜は暖房を入れたりします。
もっとももうすぐ師走ですから当然だけど。
さて、この2日、 UNOにはスーちゃんというお姉さんが出来て、幸せな時間が増えました。
その分、私との時間は減っていますのでトレーニング的なことやフリースタイルの稽古は一切していません。
でも、何の心配も不安もありません。
むしろこんな変化やきっかけがあってもいいと思います。
今月は生徒さんに UNOを預けて見ようと思ってもいます。
私とだけの関係、感受性では得られないものを感じ、得て欲しいと思っています。
思えば、ビンゴは私だけを見ていました。
私もまたビンゴを心の中心から外す事はありませんでした。
あの眼差しを忘れる事はありません。
しかし、ビンゴが私の前から消えた時、私は盲目の状態でした。それも随分と長い間。
その時はもう失いたくないと思っていました。
だから新しいパートナーを迎えることができませんでした。
それに、もしも私がビンゴの前から消えたとしたらどうなっていただろうか?
それを想像すると心が折れそうになります。
しかし、3年という時間の中で私は多くを学びました。
UNOが幸せな一生を過ごすことができる為に何が必要か?
それを想像し、探し、見つける為には今までの自分の価値観や感性だけでなく、もっと広い世界が必要。
失うことを恐れていては、与える喜びを知ることなど出来ない。
傷つくことを恐れている心、そんな心では楽しく踊ることは出来ない。
目覚めることを恐れている夢
そんな夢は叶うはずがない。
私はUNOに私の全てではなく、 生きる事の意味を知って欲しい。