可能性
雨ですねぇ
傘の出番がやってきましたね。って私はほとんど傘をささないので傘くんごめんなさい。
昨晩は散歩中にUNOくん池(コンクリートでできた都市にあるやつ)に落ちたのでシャンプーしました。
これで2回目のシャンプーです。
もう心得ているようで、バスタブの中にじゃぼんと入れてお湯をかけながら洗い落としていきます。
もうトリーツもいらなさそうで、リラックスして入っています。
タオルでの感想は気持ちがいいらしくまったりします。で初ドライヤーをやってみました。音にすこし警戒していましたが、私が持っているものですからそれ以上に怖がりません。で、これもきもちよさそうにしていました。
毛がふんわりしてかわいさ倍増・・・・でも雨だからまたべたべたになるね。今日も元気印たちがやってくるし、明日はアポロもやってくる。どうみてもファンマッチの時にはまたどろんこになってるな・・・
そんな池に落ちたUNOくんですが、なぜ落ちたかと言うと、池の外周の縁を私と一緒に歩いていたからです。
人が一人歩ける程度の細い縁をはじめは私が先行して歩き、なれてきたらUNOが先行してあるきます。
これによって私の前を歩く強化が自然とできていきます。もちろんコマンドでできるわけではなく、意識を育むだけです。
本当のトレーニングはそれとは別に行いますが、その際にこの意識がいきてくるのです。
一般的な訓練やトレーニングでは直接的な方法でなんとかしようとするのですが、私は間接的な記憶を作ることからはじめることが多くあります。もちろんそういう意識を感じ取れるように子犬の頃から伝えておかなければ難しいのですが、UNOはそれができます。
すなわち、おすわりを教えるためにおすわりを教えず、まったく関係のないところでおすわりに導いておき、その記憶を何らかの方法でとどめておきます。
で、おすわりを教える時にはUNOはもうおすわりの意味が理解できているということです。
まぁ、おすわりくらいならそんなことは必要ありませんが、遠隔や目のあわない動作などはこの感覚があるとないとでは大きく違うと感じます。
UNOはアップ、ライド、イン、それにアラウンドをあらかじめ意識の中に入れてあります。
それらは応用性があることも理解しています。
で、昨晩はラージサークルを半径10メートルくらいでやってみました。
私とUNOの間にはいろんな障害物がある中でのトライでしたがいとも簡単にそれをやってのけました。
この場所では一度も練習していなくてもそんなことができるのです。
ポジションの意識も同様です。
UNOは今、6つのポジションの認識ができています。でも1つのポジションを教えた以外にはそんなに時間をかけて教えてはいません。
でもできてしまいます。これも考え方は同じです。
誘導して教えなくても意識があれば伝わるのです。
ただしコマンドに置き換えてはいないので認識はできていても確実にできるわけではありません。
ファンマッチが終わったら今度はHTMのルーティンワークをしようと思いますので、その時にコマンド化していこうと思っています。
UNOは決して能力の高いボーダーコリーではありません。スピードもはやくないしアクロバティックなことも難しいかもしれません。
でも落ち着いて行動することや、応用する意識を育んでおけば可能性は無限大です。
可能性とは元からあるものではなく、導き出すものだというのが私の考え方。
故にどんな犬でも可能性は無限大です。
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