規格ではないところでくっつく
いいお天気ですね。
今朝も駅前散歩なUNOでした。毎日ネスカフェスタンドでコーヒー買ってるので、お店のお姉さんにも顔を覚えられたり、通学の子供達にもすっかりマスコット化しているUNOです。あいかわらずぼやっとしていてうねうねしていますのでトレーニングモードに入れるのが難しいのが玉に瑕。
それでも改札前や広場でのヒールウォークやステイはすこしづつできるようになってきました。毎日の積み重ねってやっぱり大事ですね。
愛されキャラからトレーニングいけてるキャラに変わるのだろうか?まぁ、そうならなくてもいいかって思えるから不思議チャンなUNOです。
さて、先日の鎌倉への電車移動で感じたことをちょっとだけ。
まず犬を電車に乗せることについて運行会社によって違いがあるのか、また可能かどうかというところですが、
日本(の法律)では犬は物として扱われます。
ですから物を電車に乗せるのと同様に犬を乗せることは可能です。
ただし、犬を電車に乗せるには、さまざまな条件があります。
その条件は鉄道会社によって差異はあると思いますが、よっぽどのことがない限り拒否されることはないと思います。
とはいえ乗車する鉄道会社の条件を事前によく調べておくことで嫌な思いせずに済むと思います。
こちらのサイトにすこしまとめたものがありましたのでリンクしておきますね。
私が利用した小田急線では特に手荷物料金は不要で、長さ70センチメートル以内、最小の立方体の長さ、幅及び高さの和が、90センチメートル程度の容器に収納した重量が10キログラム以内のものに限り乗車できるとなっています。
JR以外の大半は無料で乗れて、規格サイズもほぼ共通のようです。
今回、私はスイカで改札を通っているのですが、行きは小田急線からJR横浜線に乗り継いでいるのですが、こんな場合は手荷物料金を最後に支払うことになりますが、駅員さんからいらないといわれました。またサイズも規格を超えていましたが目視されているにもかかわらず問題なしです。重量をはかることもありませんのでスルーです。
まぁ、一般常識とマナーを前提としていることが伺われます。
駅員さんによってはNGになることもあるかもしれませんが、じゃまにならない大きさのケージ(一人で持てるくらい)と犬のサイズならいけると思います。
そして車内では静かにできることは大前提であることは言うまでもありません。仮に規格内であったとしても守るべき最低限のマナー。泥酔して車内で寝そべっている人が迷惑だと感じるのと変わりませんからね。
とはいえ、逆に言うと日本ではそれくらいまでしか犬を乗せることができないということです。
まぁ残念なこと・・・と私は思います。
以前、海外で何度か列車やバスで旅行をしたことがありますが、大半の国(とくに欧州)は基本的に犬はそのまま乗ってきます。マズルボックスをつけている国もあれば、ハーネスを装着している国もありましたが、クレートに入れて乗せている国はみたことがありません。もちろん私の経験値内での話なのでそうでない国もあるとは思いますが、とにかく電車でもバスでもトラムでも普通に乗ってますし、その犬に対して人々が注目することもありません。みんな気にならないというか、普通にしています。
街をシェパードがフリーで歩いていてもだぁれも気にせず行き交います。海では犬が普通に泳いでいるし、山に登っても犬が先頭で走ってきてあとから飼い主さんがついてくるとか(柴犬がほかの犬に吠えててこっぴどくおこられていたことはあったが・・・笑)河原でヨガしている人の近くで犬もフリーで寝ていたり・・・とにかく犬も大人も子供も障害のある人も、全部同じ感覚・・・それは不便もあったり効率的でなかったりもするのですが、なんというか暖かい感じがするのです。いちいちサイズとか重量で規制する日本とは根本が違う・・・たぶん海外の人に日本ではこうだよっていったって理解できないのではと思います・・・っていうか私も理解できませんからね・・・・なんでサイズ?
20キロのラブラドールは邪魔?いいえ、飼い主の足元でコンパクトにうずくまって身動きひとつせずいられるラブラドールは30リットルのザックよりコンパクトです。
同様のこととして、海外では自転車を電車に乗せて旅行をする人がとても多くいます。そして電車もそうした空間を確保していたり、コンパートメントになっていたりして対応しています。私も自転車で旅をしたことがありますが、道を走っていても見事なくらい快適です。市内では人は人、車は車、自転車は自転車の道があり、それぞれに優先されます。サイクリングロードもよく整備されていますし、車なんて猛スピードで走っていても、人が横断しようとしているとちゃんと止まるし、なんとも優しい気持ちになります。日本は、私が一番・・・そんな感覚が強いように思います。まぁ全ての人がそうではありませんがね。
UNOを電車に乗せていると、たくさんの人が覗き込んできます。きっと、とっても珍しいことなのでしょうね。でも寝ているUNOの様子に最後はみんな笑顔になるし、そこから会話もはじまるのですが、、、、こんなふれあいが普通にできるなら日本も犬がそのまま乗れるようになるのでしょうね。
ドッグランでも街でも電車でも海でも、犬に適切な社会化をして適度なしつけさえすればなんてことのないことです。
UNOと私の関係を通して、そんなことをおせっかいにならない程度に伝えていければと思った電車旅行でした。
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