犬との散歩
昨日もたくさんの犬達が集ったアウラでした。
そんな中で散歩レッスンもありました。
散歩はその人と犬の関わり、社会との関わりを映す鏡のようなものです。
だから私は散歩レッスンをとても大切にしています。
何もしなくても、なにも考えなくてもできるのが散歩だけど・・・
犬との散歩は犬と首輪とリードがあれば誰でもできます。
その歩き方や表現、人や犬との関わり方に特別なルールはありません。
つまり縦横無尽に歩こうが、吠えながら歩こうが、狭い道を人をかけ分けて歩こうが逮捕されることはありません。
しかしもしもこれを車の運転でやっていたとしたらどうでしょうか?
信号も横断歩道も無視して自分勝手に走りまくるバイク
大きな音やクラクションを鳴らしながら夜中に走り回る車
道を逆走する自転車・・・
迷惑ですよね、そして犯罪です。
犬だから許される?
犬だからゆるされるとおもっているとしたらすこし悲しいかな。
別に法をまもろうという話をしているわけではなく、お互いを尊重し合う優しさを持ってほしいと思うのです。
暖かで、誰かを尊重する気持ちは街を笑顔で満たします。
私はウノと歩いていると、必ずと言っていいほど毎回、やさしい笑顔をいただきます。また「ありがとう」という言葉をいただきます。
ご年配の方が歩いていれば必ず道を譲るため立ち止まるか、コンパクトに歩きます。もちろん会釈もします。
なんとなく犬が苦手そうな人がいたら後ろを向いて立ち止まります。
でもだれもいないところでは自由に振る舞います。
4人に1人は動物嫌いの日本人です。
人とすれ違う時、ちょっとそんな意識を持ってみると人の優しさに触れ合えるかもしれません。