It’s my pleasure
今日も雨ですねぇ
なんともなんともですが、仕方ないですねぇ
昨日もたくさんの犬たちで賑わったアウラです。そんな中で保護犬の子のレッスンがありました。
8ヶ月になる男の子です。体重は20キロを超えて体高もウノよりすこし高い。色は濃いめのベージュ?でラブのような短毛、中型犬です。
はじめこそビクビクでしたがあっという間に場所にも私にもウノにもなれて、アウラにくるのが楽しみになってくれました。
しかしそれでもはじめてのことには慎重です。昨日は新しいクレートでクレートトレーニングを始めましたがそれをみるなり数メートル引いています。
購入してからしばらく自宅に置いておくだけにしてもらったのですがそれでも環境がかわると警戒します。
そんな時はアウラ流に流れを作っていきます。そして無理をせずインターバルをおきながらその都度たくさん遊びます。
そうこうしているうちに近づき、前足を入れるようになっていきます。
でもそれ以上は無理をしません。あとは翌日からのお楽しみです。
どんなことでも犬たちの時間を尊重することは大切なことです。
自分がこれをやりたいからと時間を押し付ける、刺激を押し付ける・・・私は好きではありません。
自然にそれを受け入れていけるように導いていく、その時に犬はひらめくのです。
あぁなんて人間はやさしいのだろうかと
素敵なことですよね。
話は違いますが、
以前、オランダの小さな街を朝ジョギングしていました。
その街のおいしいパン屋さんに立ち寄って、いくつかのパンを購入しました。
ところがジョギングパンツのポケットにあるお金はほんの少し足りませんでした、日本円でいえば200円くらい。
で、1個のパンをあきらめようとしたら、後ろにいた女性がすっと店員さんに足りないお金を差し出したのです。
そして「どうぞ使って」と笑顔・・・・
私は最初は断ったのですが彼女は
「いいの、それは私の喜びだから」と・・・
店員さんもいかにもそれが当たり前、受けるべきよという素ぶり・・・
私は感謝の全てをこめてお礼を伝えました。
帰路のジョギングはもう胸がいっぱい
オランダ人はケチと言います。
でもそれは誤解です。
彼らの中にある習慣、「割り勘」
英語では割り勘のことを「Dutch treat(オランダ人のおごり)」「Go(ing) Dutch 」と呼びますが、
それはみんなそれぞれに平等に割り勘するということで、自分だけが払わないということではありません。
これを私の経験や犬との関わりで言うならば
「やさしくしたらやさしくなる」ということだと思っています。
席をゆずるとか、車で先をゆずるとか、ほんとうに些細なことであってもそれはあると思います。
まぁ、私自身もいつもできるわけではないし日本ではなかなか根付いていないことではありますが、すくなくとも犬に対してはそうでありたいと思っています。
「いいの、それは私の喜びだから」って言えるやさしさ備えたいですね。
enjoy!
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