トリーツは大切だけど大切じゃない

今日も暑くなりそうですね。
昨日今日と近隣の道路は交通規制ですが、拍子抜けするくらい車が少ない・・・・レッスンにいらしたみなさんも特に混んでいなかったと言われますし、いったいどうなっているのか?
私的には日曜日は予測して極力レッスン入れていないのですが関係なかったのか・・・よくわからない状況ですが、レッスンにお越しの皆さん、時間には余裕をもって気をつけてお越しくださいませ。

さて、昨日も散歩レッスンがありました。
手前味噌ですが、私がリードを持つとすべての犬はすばらしく楽しく安全に歩きます。
ちょっと生徒さんがジェラシー感じるくらいラブラブで歩きます。
なぜかな?

時々、こんな話を聞きます。
このトリーツは特別なものなので、もしもの時に使います。
トリーツは3種類くらい用意していて、
いつもはドッグフード、
しっかり教える時などはこのトリーツ
緊急の時なんかはこの最高グレードのトリーツ

これ、私にはまったく理解できません。
もちろん努力すれば理解できますが、そうする意図と犬の行動の関連づけがわかりません。
私はいつもトリーツは同じものを使っています。
それはいつも最上級のものです。
何を持って最上級かというのはそれぞれでしょうが、私の場合は私が食べても美味しくて、安全で、とても新鮮なものです。
特別変えることはありませんが、うーたんに限らずだれしも喜んでくれます・・・・どんな時にでも。
ですが、それは私にとってそれほど重要なことではありません。

例えば
そのトリーツを他の誰かが使ったとしても私と同じように犬と何かを行うことはできません。
一時的にはできるかもしれませんが持続できない・・・・なぜでしょうか?
私は普段の散歩でトリーツも持たないし、レッスン中も手に持ってハンドリングすることはあまりありません。
ですがトリーツは絶対に必要です。
私たちが仕事をしたら対価として金銭や待遇などをうけとるのと同じように、
犬たちが私たちに協力してくれたり楽しい時間を過ごせたとすれば対価は必要です。
金銭は彼らにとって対価にはなりませんからそれ以外に喜ぶものを渡すべきですね。
しかし、人間でも犬でも対価以上を求める場合があります。
そうなってしまうと脳がストレスホルモンを増幅して行動の制御ができなくなってきます。
つまりお金のために働く
トリーツのために動く
になってしまいます。
もちろんそれはそれでいいのでしょうが、なんとなく寂しい気がします。

あなたと働きたい
あなたのために動きたい
あなたといたい
そんな関係になれたら幸せだと思いませんか?
しかもそれは双方向から感じ取れる
・・・一方通行のお仕着せの愛情ではなく・・・

私はそのためになら持ち得るすべてを犬たちに惜しみなく注ぎます。
すると不思議なくらい犬たちは幸せになっていく
だから散歩はとてもハッピーになるのです。
必要以上のトリーツもいらない、当たり前だが拷問用の首輪もいらない。

私のレッスンは人と犬の感性を揺さぶります。
だからとても疲れますが、脳も心も活性化されるのです。
そうするといつも若々しくいられます。

7月24日土曜日と25日日曜日レッスンにお越しの皆さんへのお知らせです。
オリンピック開催による交通規制がレッスン場近くを含め広域であります。
広域についてはこちらから
近隣についてはこちらでご確認ください。
稲城市付近は
土曜日10時から12時あたり
日曜日12時から14時あたり
です。
多摩川を是政橋利用でいらっしゃる場合は完全にその箇所にあたりますので迂回が必要です。
また尾根幹道付近も迂回が必要です。
それ以外は大丈夫そうですが確認の上お越しくださいませ。
オリンピック開催で大変ご迷惑をおかけしますがよろしくお願いします。
enjoy!

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