保護犬や強制訓練を受けた犬のレッスン
2021-2022 series 1st stage
PlyZCUP Game3
6月12日(土)
に参加します。
事前エントリー受付期間:開始中
エントリーにつきましては各自でプレイズサイトからお申し込みください。
どのカテゴリーに参加すればよいかわからなかったり、ルールなどご不明な点がありましたら私までメールかお電話ください。
当日は私のほうでタープを設営しております。
一緒に参加希望の方は私までメールをお願いします。
events@auradog.com
タイトル「アウラ組参加」です。よろしくお願いします。
今日は暑くなりそうですね。
お天気下り坂だったような・・・あてになりませんね。
このところ保護犬のレッスン依頼がつづいています。
もともとJAHAのインストラクターのみなさんがご自身の犬とレッスンにいらしたり、保護団体から依頼があったりと保護犬のレッスンは多くありました。
しかしコロナの影響でレッスンにいらっしゃれなかったり、保護活動自体にも支障があったりで保護犬のレッスンは少なくなっていました。
私自身はその犬が保護犬かどうかという区別はすることはありませんが、多くの場合はミックス犬なのでその性質や行動に関しては十分慎重に丁寧に受け止めながらレッスンをします。
また成犬になってから保護された場合はそれまでの背景に対しても時間をとって自分自身が理解できるまでゆっくり歩むようにレッスンをしていきます。
保護犬でなくとも、たとえば強制訓練を受けてきた犬は心に傷をもっています。また飼い主さんも同様です。
強制訓練が良いかどうかという議論ではなく、犬の感情バランスをどう安定させることができるかによって行動は変わります。
犬は人の感情をみる天才です。
つまりこの場合、犬の感情バランスを安定させるには人の感情バランスの安定が必要ということなのです。
中にはあっちこっちにレッスンに行ってなんとか成果をあげようとする方もいるようですが、それは犬にとってはストレスや逆効果になることもあります。
そう言っている私自身も自分の感情バランスが崩れることがあります。
そうするとウノの行動も崩れます。
具体的には息が荒くなりますし、正しい状況判断ができなくなる、本能的に振舞い過ぎてしまう、行動そのものが雑になってしまう、自己中心的になってしまうなどです。
内面的には交感神経が高ぶっていて、血流がはやくなり、呼吸や心拍数が上がっている状態です。
これは緊張や興奮を意味します。
お気づきのようにそれはウノの行動だけではなく私自身の行動や内面がそうなっているのです。
・・・・
保護犬や強制訓練を受けた犬の場合、レッスンではこうした内面を整える必要があります。
そうすれば犬本来にもともと備わっていた人と楽しく過ごすスイッチは入るのです。
犬には順位や点数や賞はまったく意味を持ちませんし価値を得ません。
しかし楽しむ単位は無限大です。
その部分にどれくらいフォーカスできるか・・・
どの犬と人の場合でも一期一会ではありますが
私はウノとの日常を通して保護犬のレッスンのアプローチや強制訓練で傷ついた犬のケアも学んでいるのです。
ウノは私の精神そのものなのです。
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