バックヤードにこそ価値がある
今朝はメールの返信でバタバタ・・・全然終わらない・・・
たくさんのお問い合わせありがとうございます。感謝です。
さて、先日のうーたんとの散歩でのことです。
たくさんの犬たちが集っているところに遭遇し、人同士の挨拶終えてゆっくりと輪の中に入っていきました。
小型犬ばかりだったのでいつも通りダウンステイで匍匐前進でコミュニケーションです。
10頭ほどの犬たちに囲まれてたくさん嗅がれてうれしそうにしているウノと犬たちです。
そんな中で足の短いタイプの犬がウノに吠え掛かり横っ腹にスナップ噛みをしました。
ウノは動じずに伏せたまま一瞬その犬を見ます。
何事もなかったかのようにまた犬たちとの平和な時間が続きます。
数分後、またしても足の短いタイプの犬がウノに吠え掛かり横っ腹にスナップ噛みをしました。
動じないウノです。
私は2回までは噛んでもいいけどそれ以上はどうかなぁ・・・・って軽くジャブをいれると飼い主さんは抱きかかえて去っていきました。
抱きかかえた時、りっぱなタマタマがみえましたから未去勢の雄犬だったわけです。
まぁウノに対して敵対心が見事にヒットしたわけです。
ウノは自分から喧嘩することありません。
必要に応じて仲裁にはいるために叱ることはあります。
また相手がハナっから攻撃的であれば確実に一撃で仕留める準備をします。それが老犬であってもパピーであってもそれに応じた手段によって対応します。
そういう経験と技術を持っています。
一方で私がそれをコントロールすることもできます。
相手がマウンティングしてきたり今回のように噛んできてもそれに反応しないようにすることもできます。
もちろんその全ては完全ではありません。
正しくできないこともあります。
しかしその制度はすこしづつ高まっています。
唯一コントロールできないのはおしっこなめること・・・・ほんと困ります。
で、未去勢であるならば
これくらいのことはできて当然と私は思っています。
そうでなければ今回のようなことがそこらじゅうで勃発し社会悪になりかねません。
もちろん去勢や避妊の有無が問題ではなく、犬自らがセルフコントロールできることと人間がドッグコントロールできることは社会に必要以上のストレスをかけないし
平和な時間が約束されます。
ただこういうことを書くと
それはプロだから言えるんですとリターンエースとられることがあります。
もはやロジッグが違うというか、接続すべき箇所が違いすぎて話にもならないのですが
あえて記すとすれば、犬の飼い主にプロもアマもありません。
私がウノと散歩するときプロですという名札つけているわけでもなく、あの人はアマチュアの名札つけているって見分けることもできません。
もちろん私のことを知っている人も多くいらっしゃいますが、その多くの方達も私のことは「ウノちゃんのパパ」として呼んでくれます。
まあなんか困ったことや知りたいことがある時は突然「先生」と呼ばれるんですがね・・・・
この考え方は私のデフォルトです。プロのデフォルトではありません。
どんなに競技会で優秀な成績をおさめていようと、この部分が欠落していたとすれば身勝手に自分の結果だけを求めていてそれに酔いしれているだけです。
それをちやほやされている姿は私にとっては異常に映ります。
バックヤードになっているもの、土台になっているものがないままにまさに浮かれているだけ。
あとで土台作ることは極めて困難です。
社会性を持った人と犬でいるならばまずは土台をしっかり作ることです。
enjoy!!!
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