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ボーダーコリーと英国ゴールデンと暮らす

未去勢のオスが3頭で過ごす

昨日からボーダーコリー2歳の雪と英国ゴールデンレトリバー8ヶ月のルークが泊まっています。

どちらも未去勢のオスです。それにうーたん3歳も未去勢のオスですので3頭のオスが一緒に生活をしています。そう聞くと、なんだか大変な事になりそうと思い描く方も多いのでは?

ところがその事実は、いたって平和そのものです。

雪とルークは同じような性格、そして発するエナジーレベルも似ている。体格もほぼ同じ。社会的にも若いながらも経験値は高いほうだ。なんといっても空気の読めない天然君!そして甘ったれ!それに対してうーたんはずいぶん大人になったと感じる。本質的には天然で甘ったれですが、ちゃんとお兄ちゃんとしての管理力を発揮してこのおとぼけさん達をエスカレーションする前に軽くチェックしている。私の判断も理解した上で行動してもいる。この状況であれば大きな問題は起きない。結果、雪とルークは安心して遊ぶ事ができる。私も叱る必要もないし、それぞれのエナジーレベルに沿って一緒に遊ぶ事ができる。

これが2頭だと少し違ってくる。どうしても対峙する機会が増えるためエナジーレベルが似ているか、すこし異なると問題が起こりやすい。もちろんうーたんの場合には私との関係が強力なのでそれでも問題は起こりにくいのでが、色々と難しい事もある。

まぁ、通常は1頭しか預からないのですが、雪とルークならうまくいくだろうという私の算段は見事に的中したわけですが、それもこれも、大きな成長を遂げたうーたんがいてこそなのです。

雪のお泊まりは週末までですが、ルークは明日帰宅です。そこから1日はうーたんと2頭となり、中盤からはボーダーコリーの女の子のエルちゃんが泊まります。エルちゃんはエナジーレベルが雪より高いので雪がとぼけてちょっかい出そうものならもう大変!当然うーたんがバランス取りに入ります。こうした時のバランスは、どちらが良いとか悪いとかではなく、出力レベルの統一化なので、なんでそっちを抑える?とういことがあります。

この時、起点の効く子はチェックされる前に気づいて自分でエナジーレベルを制御するのですが、ルークや雪のようなおとぼけさん達はそれができないのでとばっちりを受けることになります。こうした事を色々経験して犬は成長していきます。

私がトレーニングできる事は限られていますが、うーたんがトレーニングしてくれる事は膨大です。オス3頭の生活をする中で改めてうーたんの素晴らしさを感じる事ができる。私にとっても良い経験です。

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