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犬のおしっこ事情

雨ですねぇ、そこそこ強く降ってます。
そして寒いです・・・急に季節が冬になった感がありますね。
さすがに私も半袖とはいかず一枚はおりました。
さて、こんな雨の日はみなさんは散歩どうされていますか?
うーたんは基本お散歩行きません。
まぁ彼自身は雨だろうが関係なく歩くのですが、そもそも晴れていても行かない日もあります。
パピーの頃はこれでもかっていうくらいいろんなところにいろんな時間にいろんな気候の中出かけましたが、いまは散歩の目的が変わったのでその必要性があまり高くありません。
もちろん散歩以外での運動や社会的な接触は毎日あります。
以前、アールとビンゴと暮らしていた時は、台風でも散歩に行きました。
それは彼らが室内でトイレをしなかったからです。
正しくはトイレを外でする習慣を私がつけてしまったからです。
男の子は5〜6ヶ月くらいになると思春期に入り、自己表現が強くなります。また他の犬への関わり方が変わってきます。
トイレもその一つで、マーキングという行為が増えます。
そうなるとマーキングのための匂い嗅ぎとマーキングが散歩の目的になっていきます。
これではせっかくの楽しい散歩もだいなしです。
そしてなんといってもマーキングをするために室内ではトイレをしなくなります。
散歩に行くというよりはマーキングに行くという感覚が強いため溜めてしまうのですね。
まぁ、犬種や行動パターン、健康状態にもよりますが半日くらいはトイレを我慢できます。
生理学的には人間のような暴行の働きとは異なるためですが、行動パターンからみれば
犬は野性時代、2万年前に遡れば穴蔵生活をしていました。
その時に外的から身を守るため、あるいは厳しい気候変動の中でトイレを頻繁にしていてはいきていけなかったわけです。
どうにも我慢ができなくなれば自分で舐めて処理をすることもできます。
そして、巣穴近くに排泄をすることは外敵に自分の居場所をしらすという危険を意味します。
なので性別に関係なく成長するとより遠くでマーキングするようになるのです。
ちなみに母犬はパピーのおしっこをなめますしうんちも食べます。それもこうした意味があるのです。
で、うーたんは室内でもトイレを頻繁にするのですが、それは私の散歩が不定期だからです。
オスの未去勢であれば定期的な散歩をすれば大半は室内ではしなくなります。
アールとビンゴもそうでした。
その時は台風であろうとなんであろうと出かけざるを得ませんでした。それでもそういう散歩も楽しくてそれはそれで良かった。
でも今の時代はそんなこと言ってられません。
もはや災害級の雨や気候変動の中を歩くことは危険ですらあります。
それならばと、あらかじめうーたんには不定期散歩にしたわけです。
これによって、まったく散歩に行かない日もあったり行く時間もバラバラなので外でトイレをしなくてはという意識は薄れます。
同時ににおいかぎに対する意識と行動も減少します。
そうなればお互いにコミュニケーションしやすくなり楽しい散歩になるわけです。
また、トイレをがまんさせすぎると膀胱炎や結石に繋がる可能性が高く健康面でも好ましくありません。
なのでどこでもトイレができるということは精神面でも行動面でも健康面でも大変好ましいわけですね。
これはなにも大きな犬だけではなく小型犬でも同じですし、性別も関係ありません。
ほんのちょっとした考え方や捉え方、知識によって犬のQOLは大きく変わります。
これもまたトレーニング、飼い主さんの大切な学習ですね。
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