社会化の悩ましさ
なんだか夏のような空ですね〜
ウーサラ生活も今日明日です。
寂しいなぁと思っていたら、5日からルーデンスが始まります。
しかしながら社会背景が縮小されている中での社会化には悩ましいところもあります。
犬の幼稚園に入れたところで、その環境にのみ依存してしまい、かえって犬に対するアグレッシブな行動が強まる事もあります。結果として飼い主さんの存在意義が薄れてしまい、いつまでも犬と遊んでいたいという状況に陥ります。
ドッグランで放置されて遊んでいる犬も多くはそういう依存性を高めてしまいます。
私が犬の幼稚園をせずにルーデンスクラスを行う理由はそこにあります。
犬の社会背景には犬と犬だけではなく、必ず犬と人の関わりがあると言う事を伝えて始めて社会化なのです。
犬は狼ではありませんし、ワーカホリックにさせてはいけない。
まぁ犬嫌いにならないだけマシか?いやいや、幼稚園で犬嫌いになったという犬たくさんいます。
それはドッグランで犬嫌いになったというのと同じ事。
留守番が長いので暇を持て余しているくらいならいいか?
それも一つの価値観ですから否定するものはありません。
ただリスクも多いと言う事を知っておく必要はあるでしょうね。
ルーデンスクラスは犬とのセッション中であっても必ず私がハンドリングします。
それができていないような遊びにはさせないようにするのが大事。
そして何より部屋ではなく屋外で過ごす時間を大切にしています。
社会背景は屋外の方が何百倍何千倍と大きいのです。
しかしその背景が縮小した今、安全性を担保して想像力を働かせねばならない、、、
子犬の社会化子供の社会化は待った無しです。
人もまた未来において不登校、引きこもり、対人恐怖症、、、そんなことで社会背景が円滑に動かないとなれば今以上に問題は深くなっていくかもしれません。
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