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食について一日考える

雨予報なのによく晴れてます・・・今日の散歩レッスンはできるのだろうか?
ほんと不安定なお天気が続きますね。
さて、手作り食セミナーのエントリーも定員を超えたため締め切りましたが、昨日のレッスンで生徒さんから食事についての質問が2組ありました。
話し出すと1時間のレッスンは食事のことで終わってしまうし、質問も多岐に渡るためすぐに話せることと時間がかかることは要約して話すなどで30分ほどのお話となりましたが、
みなさん食事に関しての悩みは多いものです。
そしてネットをひらけば百花繚乱、様々なネタを拾うことができるといいます。
私はそうしたネタを拾うことはまずありませんが、そうした情報も時には大切かもしれません。もっもとネタに埋もれてしまっては本末転倒です。
やはり根幹には自分の考え方がしっかりなければぶれるばかりです。
アウラのセミナーではまずそうした根っこの話をしっかりします。
根っこって栄養学ではありませんから、そんなとこから始まるのかって少々びっくりされることもあります。
でもよく考えてみれば、私たちだって栄養学の本を片手にご飯作ったり食べたり、外食時に分析することはありませんよね。
でも、いかにも不健康そうな青白い顔の人(最近は見ませんが)や生活の仕方をしている人をみれば「ちゃんとごはん食べてる?」と話しかけたくなることもあります。
犬もしかりです。
顔に活力がなかったり、行動が緩慢であったり、毛艶が悪かったり、皮膚がカサカサしていたりねっとりしていたり、目や鼻や耳がただれていたり、体臭や口臭が極端に臭ったり、爪の削れ方や筋肉のつき方がアンバランスだったり、歩様が不安定、偏り、変則的であったり、触った時の感触がいびつだったり、嫌がったり、食欲にムラがあったり、といった食事を介さない中で犬の健康状態を確認することが栄養学を学ぶ以前に大切なのです。
それでもすべての健康状態はわかりませんので血液検査をしたり獣医師の検査に頼ることも大切です。
そんなことをしながら食について学んでいくとネットネタを取り入れてもコン楽することは少ないでしょう。
単に痩せているから太らせましょう・・・・ではこれを食べさせてください・・・・太り過ぎだからダイエットしましょう・・・・これを食べさせてください・・・目やにがおおいですからこれを食べさせましょう・・・はあまりにも短絡的で犬の精神面や運動面などの日常を無視した考え方です。
単純にそれが改善されればいいのであればそれもありでしょうが、その先のことを視野にいれているのか?
痩せていた犬が太るためのフードを食べたら極端に太ってしまった。そして次は痩せるためのフード・・・・目やにはなくなったが毛艶が悪くなった、次は毛艶をよくするフード・・・・
こんなスパイラルに犬を巻き込んでしまえば、知らぬ間に犬の中にダメージが蓄積されていきます。
マクロとミクロの両面から考えるのはなにも食事だけではありませんね。
さぁ、今日は午後までしっかりみなさんのカルテ作りです。
で、ウノは絶食だったりもします。
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