練習と稽古の違い
いいお天気ですね。
今日はのんびりスタートです。自宅の作業が待ってますが、なかなか腰が重い・・・・外の雨水マスのつまりの整備だから・・・作ったり修繕は大好きですがこういうのはちょっと苦手・・・好きなことはすぐにやるのにね、ダメなわたしです。
さて、昨日はウノのオビ稽古してきました。
このところ頻度があがっています。
ちなみに練習は毎日しています。
ややこしいですね、何がちがうの練習と稽古?
まぁ、言葉なんてどうでもいいのですが、自分の中で気持ちの切り替えをするために分けています。
で、練習は、できないことを教えたり、うまくいかないところを改善したり、新しいことを教えたり、いわゆる短冊練習です。
ですので通してやることはまずありません。当然ですがモチベーターはバンバン出ますし、とんでもなくほめます。
練習では成功させること、成功に導くことだけが目的ではなく、この作業が楽しくて、ワクワクして最高に幸せであることを伝えることが最大の目的のひとつです。
同時に最も大切な目的のひとつがそれを必ず遂行しなければいけないという意識を育むことです。
練習はいつでもどこでもどれだけでもどんなところからでも始められます。
それに対して稽古はまったく違います。
稽古は本番と同じです。
本番と同じようにリングを作ります。
申請用紙は持ちませんが、持っているかのようにして架空の審査員に渡します。
そして申請をします。
スタートラインに入り各課目を本番と同様の間隔をもって丁寧に続けます。
やり直しはしません。もちろんモチベーターは使いません。
可能な限り言葉の指示のみに徹します。顔も見ません(実際は見てますが)
今は5課目のあとに10課目を続けて行って最後に脚側行進を思いっきりたのしくやって終わりです。
5分から10分くらいの稽古です。それ以上は何もしません。その場での修正というのもほとんどしません。
できてもできなくてもウノは大いに褒められます。
ただし稽古中にもしも他の刺激に気持ちが揺れていたならば、そこは大いに注意します。
わたしの場合はウノを両手で「もうやりたくないから向こうに行きなさい」という気持ちをもって押し出します。つまりわたしから引き離します。
ウノはわたしから離れることは困るので集中を持ち直そうとします。
決して叱ったり、ショックを与えるわけではありません。チェーンカラーなんてつけたことありませんし、ひっぱるリードもない中でやっていますからね。
昨日も広場の隅でシェパードが訓練していました。
その犬はマズルボックスをつけていましたから基本的に強制訓練なのでしょう。犬ともふれあわせない感がどばっと出ていましたので挨拶もせずわたしは淡々と稽古をしました。
そのシェパードとウノとの距離は20メートル程度でしょう。
脚側行進の折り返しのところでウノがそのシェパードの走る姿に気を取られました。
わたしはそこで両手でウノをわたしから押し離します。
今までだと、そこでウノがリセットするのに数十秒の間が必要でしたが、この日は一瞬にしてリセットが完了しました。
ウノの成長が感じられた瞬間です。
競技会では前後左右にもリングがあり、そこでそれぞれが競技をしています。当然ながら他の犬が目に止まります。
それに集中を欠いていたらまったく競技になりません。
訓練犬のように犬づきあいをさせないでいればなんてことのないことですが、ウノの場合、むしろ犬づきあいが普段の仕事です。
緊張している犬をみれば「そんなに緊張しなくていいよっ」と声をかけるウノ、遊びたそうにしている犬には「こうやって遊ぶんだよっ」と誘うウノ、攻撃的な犬には「落ち着きなさい」と返すウノ・・・もしもそんな犬づきあい競技会があったら、わたしとウノはかなりいいとこいくでしょうね。
でも、今私たちが向き合っている土俵はそれを排除した土俵です。
わたしとウノがそんな中で完全な競技ができるとは微塵も思っていませんが、少なくとも最善を尽くしたい。
ウノの素晴らしさ、そしてわたしとの一体感を表現したいと思っています。
競技会まで1週間。
本当は競技未体験のウノを当日までに競技会場で稽古させたいけれど、会場まで2時間半もかかる。
まっ、なるようになるさ、それにこれで終わりではなく、そこから始まるのだからね。
4月29日昭和の日にディスクドッグ講習会を行います。※雨天中止です。また前日が雨でグランドコンディションが悪い場合も中止です。
ゴールデンウィークの中ですが、4月も5月も土日が全部空きがない状態なのでここしかありません。
そんなわけで参加数も少ないとは思いますがグループでのレッスンとなります。
午前10時30分アウラ集合
屋外レッスン場にてスローイングの基礎を行います。
また同時に犬の管理についてもレッスンを行います。
屋外でダウンステイまたはソフトクレートでの待機のレッスンです。
ドッグコントロールとして、クイックレトリーブ、クイックリリースのレッスンを行います。
昼食を済ませたのち、場所を移動してゲームの組み立てについてのレッスンを実践形式で行います。
参加数は少数です。
料金4,320円/1名1頭
メールにて、タイトル「ディスクドッグ講習会参加希望」でお申し込みください。
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