訓練競技会、最高のウノ
気持ちのいい朝ですね。
暖かくなりますでしょうか。
世間的にはGW、お出かけの皆さんどうぞおきをつけて楽しんできてくださいね。
私は今日明日はレッスンで楽しみます。
さて、昨日の春季訓練競技会、ウノは素晴らしい競技をしました。
これ以上ないくらいの集中、そして正確で確実な競技でした。
審査員の先生は短評で
「意欲的で集中力がいい、脚側行進は素晴らしい、残念なのは犬の足を踏んだこと、これが1回0.6点で2回だから1.2点の減点、それ以外は全く問題なし・・・」
そうなのです、あまりに集中していたため、脚側行進の途中でウノの足を踏んでしまったのです。それも2回も・・・・ウノはキャンとなきながらも集中を切らすことなくヒールウォークしたため競技は継続されましたが、やはり大きな減点になります。
審査員の先生はとても残念そうに「次は気をつけて、それがなければ今日一番と付け加えられました」
で、結果は98.5点で10席でした。
1席が99.7点でしたから、審査員の先生がおっしゃる通り98.5点に私の足踏み減点1.2点を足すとたしかに99.7点で1席と同点です。
私にとって順位は大切ですが重要ではありません。
でもさすがにこれは悔しい・・・ウノが減点されたのはたった0.3点で、私の凡ミスが1.2点・・・・これはウノに申し訳なさすぎます。
443エントリーの中で最年少のウノがこんなにもがんばったのに、私が足を引っ張ってしまったことが悔しくて情けなくて・・・ほんとごめんウノ
そんなことがあったのに、ウノはいつも嬉しそう、ついでにエロエロで天然・・・
ほんと性格は満点です。あっ、エロで減点大きいか・・・
いやいや、ほんと次につながる競技会でした。
私たちは、強制的な訓練をせずにこの場に立っています。(私にとってはあたりまえですが)
ほとんどの犬はチョークチェーンのカラーをつけています。そしてそれをがっつり引かれながら、ちびりそうになりながらもしっぽを振って服従しながら競技をしています。
そんな中、ピンクのゆるゆるの首輪つけて、ホームセンターでセールになっていた340円のビニールのかわいい黄緑色のリードつけて競技
会場ではたらたらと歩き、においを嗅ぎながらヘラヘラと他の犬に挨拶にいこうとする。
車の中では爆睡しているし、芝生の上でのんびりしている姿には競技会の興奮や緊張はありません。
このスタイルはアールやビンゴと培ってきたこと・・・13年も前のことなのに私の中では何も変わらずにここにあります。
13年間この競技に参加せずにいられたことはある意味で幸せだったのかもしれません。
この殺伐として狂気に満ちた雰囲気はどうしても馴染めません。
そんな中で自分たちのスタイルを変えずにいることはとてもエネルギーのいることです。
結果だけを考えれば強制訓練のほうがはやいでしょう。犬は科学的にみればある意味でそういう動物です。
しかしそこに陶酔せずに、犬を愛しいたわり、楽しみ、共に笑顔で競技する。
点数や順位はとっても大切ですが重要なことではありません。
重要なのは、犬とフェアに向き合うこと。
だからアウラのレッスンはほとんどリードを使わない。
餌でつらないし、クリッカーすらもほとんどならさない。(トリーツもクリッカーも使いますがそれは重要ではない)
可能な限り自分の心と感情で伝える。それがいかに素晴らしいことかを競技を通して伝えたい。
それが私たちにとって重要なことなのです。
さぁ、春の競技会はこれで終わりです。
訓練バカにならないので遠征はしません。
競技は秋までお預けです。
次はダンスを楽しみましょう。
6月のアウラフリースタイルファンマッチに向けてスタートです。
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