1. HOME
  2. ブログ
  3. 犬語の前に

犬語の前に

お天気いいですね
昨日もたくさんの犬たちで賑わったアウラです。
パピーパーティーではそれぞれが自分の社会化の時計を動かしていました。
社会化の遅れてしまった子には社会化の進んでいる子が後押しし、進んだ子は遊び仲間を見つけたり、飼い主さんとのセッションを楽しみます。
2ヶ月半のユキくんはなんにも物怖じせず、そして相手の出方もよく洞察しながら自分の居場所を広げていきます。
この意識はやはりこの時期にこそ現れるものです。親犬や兄弟犬から離れたすぐ後こそがもっとも吸着力の強い時期です。
犬というのはじつに420犬種以上もの種類が存在し、それぞれに外見だけでなく行動パターン(モーターパターン)も特徴があります。
母犬や兄弟といることはある意味でとても有用ですが長くい続けるとそうした別のモーターパターンに馴染む時間を逃してしまいます。
同犬種とはよく遊べるけどそれ以外とは・・・・・という話はよく聞きます。
故にコロニー的に同種での寄り合いが流行るわけですが、私からすればちょっと閉鎖的というか日本人的だなぁとも感じてしまいます。
外国に留学したのに日本人の集まる場所にしかいかない・・・・みたいな感じを受けます。
もちろんそれが悪いというのではなく、なんとなくもったいないなぁと思うわけです。
犬種は異文化に近いものがあります。
それぞれのボディランゲージを見ることができ、自分もそれに対応することができたなら、人間でいえば何ヶ国語も操ってたくさんの国の人と会話し教養を高め、自分の活躍できるフィールドや可能性を高めていくことになります。
しかしながら注意しなくてはならないことがあります。
それは、まず犬種ではなく犬と人が共有して楽しめることを知ること、見つけることです。
犬同士はもちろんですがもっとも大事なのは人との関わりに幸せを見出すことです。
どんなに英語やフランス語が堪能でも、「何を話すか」の部分が希薄では相手の言うことを聞くか、通り一遍等の自己紹介で終わってしまいます。
人と楽しむ文化のようなものが根付いていれば、話す内容、ボキャブラリーは膨らみます。会話もはずむということです。
自分の魅力を表現するためには家庭犬はそこがもっとも重要なことでもあるのです。
できるできないではありません。
こうした時間を育むことこそが犬語の堪能な犬に育てるのです。
犬を小さな部屋にたくさん放し飼いにしてもホテルの小さな部屋でパーテイーしているようなものです。社会はもっと広いのです。
キャンプ de 101のエントリーが始まりました。メールでエントリーできま〜す♪
詳細はこちらから
いつもと違った環境でのんびりと、遊びながら、食べながら、話しながらのトレーニングキャンプです。
親ぼくも深まるでしょうし、犬たちにとってもよい経験になります。
参加おまちしております。
アウラのインスタグラム
ブログ村をワンクリックよろしくです。
にほんブログ村 犬ブログ ボーダーコリーへ
にほんブログ村

関連記事