末長く愛する価値観
しばらくぶりの雨ですね〜けっこう寒いです。
お出かけの皆様、手足の寒さ対策もしっかりと、犬たちのお腹の冷え、パッドからの冷え対策もこれから必要になってきますね。
さて、お休みの日、修理に出していた車が戻ってきます。
購入してまだ間がないのですが、相変わらずのフレンチクオリティで故障だらけ。
といっても使用するに支障はないことばかり。例えばラジオが入らないとか、マニュアルモードが入らないとかそんなことです。
で、購入先のディーラーでは修理できず有明のサービスポイントまで運んでもらって修理となりました。
そして3週間もかかってようやく戻ってきます。故障していた期間は2ヶ月くらい・・・・普通だったらもうフランス車なんて乗らないですよね。
でも私はなぜかずっとフランス車です。
ドイツ車や日本車にも乗りましたが、それはそれで素晴らしいし壊れないし安全だしなにも問題がないのですが・・・・なぜか壊れるフランス車に乗りつづけています。
なぜなんだろう?変態的なのか?
犬でもちょっとおバカな子のほうがかわいいと感じる私だからか?
ちなみにうーたんもちょっとおバカです。
そのおバカなかわいらしさに私はゾッコンです。そしてその裏側に眠っている素晴らしいパフォーマンスを引き出していくことに喜びを感じます。
性能のいい車をただ走らせるよりは、ちょっとアレアレなのをうまく走らせる方が楽しいと感じるのです。
ただ、最近のフランス車は性能も格段によくなってしまい、すこし味気ないところもあります。
とくにDSの安全性能はすばらしく運転フィールもなにもかもよくできている。
だから壊れるとどこかでニヤニヤしている私がいたりします・・・・やっぱり変態か?
DSオートモービルズは2015年にシトロエンから独立した世界でもっとも新しい自動車メーカーですが、その歴史はとても古い。
私がお金と時間に余裕があったなら70年も前のシトロエン2CVに乗りたい。ルノー4もいい。
現代の車に比べれば性能も安全性も運転フィールも燃費もなにもかもが劣ります。
でもそのデザインやポリシーには設計した人の独創性があります。今の車はどこかみんな同じようなかたちでおなじような性能で横並びな感じがします。
もちろんそのほうがわかりやすいし、消耗品的な利用もあるでしょう。
いろんな価値観があっていいと思いますし選択肢があることは幸せです。
私はそんな中で可能なら同じ車をできる限り長く乗りたいと思っています。
scrap&Bildという価値観は効率化の上で経済を支えてきたでしょう。それを否定するものはありません。
しかしすべてが新しい必要はないという価値観も大切。
古いものを使い続けるという幸せや豊かさがもっと日本にもあってよいのではと感じます。
先日、競技会に行った時、駐車場にはミニバンの中に2段に積み重ねられたバリケン、そしてその中に何頭もの犬たち。
老犬もいて、その子たちは車の外にフックで係留されている。車椅子に乗せられたまま目をつむって身動きしない犬もいる。そこには飼い主の姿はありません。飼い主はアジリティ会場のタープで自分と若い犬との順番を待っている。
もちろんすべての犬たちへの愛情は変わらないのですが、そこには希望というか自分の願望がつまっている。
より速く、より高く、より結果を求める姿にはどこかscrap&Bildの感覚が心をかすみます・・・なんとなく、なんとなくですが。
古い車、年老いた犬、ともに愛おしく、移動のお供、楽しむことのお供にしたいと思う私はおそらく変態なのでしょう。
ちなみに修理中は同じ車を代車で使っていましたがその代車もいろいろ壊れていました。この車も修理したほうがいいとディーラーに報告しなくては。
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