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新しい投稿

どんよりお天気スタートですね。
関西で地震がありましたね。テレビのニュースでは街の様子を映し出し、災害の様子を伝えています。
心配です。
そして新幹線や在来線がストップしているということで通勤通学にも支障がでているようです。
改めて地震に弱い交通網が露呈していることにも危機感を感じます。
ファンマッチも101も終わり、それぞれの皆さんと反省会、そして今後についてお話しをしました。
この時間はレッスンよりも大事と私は思っています。
outputとinputは自分の中だけではなく外に出してこそ確認ができますし、そのタイミングは熱いうちがいいわけです。
しばらく時間が経ってしまうと自分で自分を加工してしまい、本質は見えなくなってしまいます。そうなるとまた同じ失敗を繰り返すことになりかねません。
それが自分だけならまだしもそこに犬がいますから気をつけないといけませんね。

-昨晩、時間がとれたので映画を見に行ってきました。
wonderという映画です。
ワンダー
原作を読まれた方や映画を見られた方はもうご存知と思いますし、あまり中身をお伝えするのは好ましくないのでリンクだけにとどめますが、ストーリーは障害をもった?少年が外見ではなく心で人の心につながっていき、偏見や差別を乗り越えていく。そしてまわりを笑顔で満たしていく・・・・そんなストーリーです。
ストーリー自体は奇抜さはないし、ドラマチックな展開やCGによるお膳立てもほとんどありません。
原作、脚本、監督、配役それらに携わる人間の情熱によってできたシンプルな作品です。
それだけに今の自分の心と向き合える貴重な作品でした。きっと何年か後に見ると、また違った感覚で見れるだろうし、3年前にみたとすればそれも違っていた・・・もっといえば明日見ればそれも違うかもしれない。
事実、この作品はそうしたことを問いかけています。
「ようは見かたである」私もよく口にするけれど、現象というのは鳥のさえずりひとつ、ダンゴムシのひと転がりひとつ、犬のひと吠えひとつ、すべてに意味があって、伝えているのです。
私たちはそれをどう見るかです。
あの犬はいつも私に吠えかかってきて嫌な犬だ・・・ととらえるか、なぜあの犬は私に吠えるのだろうか?ととらえるか。
たったそれだけで見えてくるものは変わってきます。見えるものが変われば自分の態度が変わります。自分の態度がかわれば表す言葉も変わります。言葉が変わればそれを受け取る相手の捉え方も変わります。
相手の捉え方を変えることができればその理由がわかります。もしかするとその現象の元になっているのは自分にあったのかもしれない、あるいは何か大きな問題があってのことかもしれない・・・

私はこの映画の登場人物が全て好きですがとくに校長先生にすばらしく惹かれました。
彼の言葉には奥行きがあり、思慮深く、相手の心にうったえかけ、受け止めた側に感じ考えさせ気づかせる・・・あんなふうに伝えられたらどんなにか素晴らしいだろうと思いました。
自分のような未熟な人間には難しいことですが、犬に伝え、人にお伝えする上で大きなヒントをいただきました。
偏見や差別というのは「見かた」つまり「感じ方」からはじまるとすれば、「見かた」や「感じ方」を変えることができたなら、世界中から差別や偏見はなくなるってこと・・・
「見かた」大事っておもったらワンクリックを!

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