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困るを楽しむ

台風きてますねぇ
またまた雨ですが、はやめに駅前散歩いってきました。
さて、昨日、ある広場でUNOとちょっとだけトレーニングとフリスビーをしました。
なんと全然できません。
いや、想定はしていましたがこんなにもできないとは・・・
UNOの不思議スイッチはなかなかのものです。
そもそもがトリーツに対するモチベーションが格別高いわけでもなく、ひっぱりっこやもってこい遊びも大好きではあるが、だからといって絶対的でもない。
一番嬉しいのはぎゅっと抱きしめられて撫でてもらったり、褒められることなUNOです。
覚えたことはちゃんとやるけど、応用性がまだまだなので、どうしても自分の覚えた通りにやりたがります。
で、それとは違う順番になってしまうと途端に混乱してしまう。
オンとオフのコントロールスイッチを自分で入れてしまうのです。
まぁ、まだ3ヶ月ちょいなUNOですから当然といえば当然ですし、それが個性でもあるからこれでいいのですがね・・・・
で、そんな時に大切なことのひとつ
それは待つことです。
この、待つというプロセスは絶大なるツールです。
このツールが今朝は際立って効果を発揮しました。
駅近くの広場にベンチがいくつか置いてあります。
一つは背もたれのないタイプ、もう一つは縁台タイプで中央にパラソル用の棒のあるもの
UNOはここにくると、はじめに教えた通りのことをさくさくとやります。
とくに指示はしていません。
まず縁台に乗って棒を1周します。
その後、対面にある背もたれのあるベンチに乗って、背もたれに足をかけて右から左に歩きます。
これをとっても嬉しそうにやるのです。
まぁ、それはそれで素晴らしいのですが、
例えば棒を2周回ることを指示すると、途端にフリーズします。リコールもできなくなります。
何度指示を出しても誘導しても無理です。
トリーツを出せばそれなりに動きますが、それでは本末転倒ですので可能な限りしたくありません。
で、待つのです。
もちろんたんに待つのではなく、きっかけを見つけるために時間を持つのです。
すると周り始めます。そこがもっとも強化すべきポイントであり今日の収穫なのです。
この条件はそれぞれの犬とそれぞれのハンドラーのスキルと、場所とやることと、社会化の状況と・・・様々な条件で変わりますので、よしやってみようってやってもうまくいく保証はありませんが、少なくともコマンドを連呼するよりは問題を深刻化しないはずです。
ヒールウォークもまったく同じです。
UNOのヒールウォークは素晴らしくよくなってきました。ポジションも良くなりました。
散歩でもよくできます。ところがこちらが突然練習モードではじめるとやりません。というか目を背けます。
あらあらって感じです。
たぶん今の状態で競技性のあるものに出たらなんにもできないでしょうね。
トリーツでは絶対に釣られません。
服従訓練をするわけではないので強制もしないし、とにかく一緒に歩くのが一番楽しいという価値観が私とUNOの中にあってほしいのです。
もちろんUNOはそう思っているのですが、それが全てではないということなのでしょうね。
こんなふうに書くと、大丈夫〜と思われるかもしれませんが、
実のところは全然困っていなくって、むしろそれを楽しんでいる状況です。
UNOの不思議スイッチはかわいくってかわいくってたまらないのです。

そんな私が昨晩、鶴川駅前の100均でハロウィン用のパンプキン色の手のひらサイズのとんがり帽子を買いました。
人間用ですが、UNOの頭につけてみました。
かわいいです・・・・・えっ、私がそんなことするとは思わなかった?
はい、私もこんなことするとは思いませんでした。
だってかわいいので・・・すみませんっ
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