広い世界
久しぶりの晴れですね。
世の中は3連休ですがそんな中
昨日もたくさんの人と犬で賑わったアウラです。
ありがとうございます。
そんな中、いつものパピーパーティー がありました。
この日も10頭の犬たちが集いました。
はじめての子もいれば2回目3回目4回目という子もいます。その都度社会化の深度が深まり行動が変化していくことが嬉しく、感動的な時間です。
アウラのパピーパーティー では、犬と犬、犬と人、そしてひろい社会の入り口との接点を設けながらすすめていきます。
無駄な勧誘の時間や説明はありません。CDで聞かせる雷の音も、ビニールシートの上を歩くことも、変装した人とふれあう時間もありません。
そんな時間を持つくらいなら、もっと有意義な時間に活用するほうがよっぽど深度が深まります。
本当の世界では雷はCDプレーヤーから聞こえてこず、空で光を放ち、雨がふり、影ができ、人々が不安そうに急ぎ歩く中で聞こえてきます。
消防士や警備員はのこのこと歩いて来ず、作業に集中しています。こちらに挨拶にくることなんてありません。そしてその背景は室内ではなく外だということ。
ビニールシートを犬が歩くことははたして将来においてどれくらいの頻度があるのだろう?うちの犬たちはたぶん1度もなかった・・・だけどどんなところでも歩ける。
アスファルトも草むらも土の上も雨降りの中も水溜りも、雪の上も、側溝の上も、いろんな温度の中、季節の変化の中でも・・・・
世の中はもっと複雑にできている。そんなことは子供だって知っている。
私たちが子犬に伝えるべきことはもっと違ったところにある。
そんなことをアウラのパーティーでは行なっています。
UNOやアポロのような元気印は興奮する犬の中でも落ち着くことができるようになってきた。
別にお腹をみせておさえつけるなんてことは一切していない。リードを短く足で踏みつけることもしない。
コマンドも出さない・・・
だけどできる。
誰彼なしに、いつでもどこでも大興奮では社会は見渡せないということを知り始めた3ヶ月齢・・・
えっ、まだ3ヶ月なのにという声もあるだろうが、3ヶ月だからこそというのが私のプロトコール。
もちろんそこには人間のハンドリングスキルが含まれている。たんにパーティーに出ればどんな犬でもそうなるかというとそうではない。
でも私は余計なお節介はしない。
なぜならそれぞれの生活や考え方があるから。
レッスンに来た方がいいのになぁと思う人が多いのば事実だが、まず誘わない。
なんでも自発性が大事だし、へんにディスカウントしたりサービスつけたところで、そんなことでじゃあレッスン受けますという人の意識はアウラでは通用しない。
私は犬のことを知っているようで知らないことのほうが多いし、できることよりできないことのほうが多い。
だからこそ、お互いが知っていることを共有し、知らないことを楽しむ・・・・
訓練?
トレーニング?
しつけ?
いいえ遊びからはじめましょう♪
来月のパピーパーティーは6日と20日です。