いろんな成長

いいお天気ですね〜
レッスン場に詰めていてできていなかった朝の駅前散歩にいってきました。
で、UNOの成長をすごく感じました。
まず、集中力がぐっとあがりました。
つい最近までは、車通りの多い車道に面した歩道ではヒールウォークをしていましたが、100メートルほどの距離の中で数度意識がはずれることがありました。
人通りクルマ通りの多い朝は可能な限りポジションにつかせて歩かないと危険であるばかりか迷惑をかけてしまいます。
リードを短く持ってあるけばなんてことのない話ですが、それは強制的にその場にいさせるだけですから、犬の意識は高まりません。
UNOの場合は常にリードはたるんだ状態でのヒールウォークでそうした場をクリアしたいと思っています。
で、今朝はすぐ隣をクルマが走ろうが、人とすれちがおうが、まったく意識をはずさずに私と一体感のあるヒールウォークをすることができました。
なんだか嬉しくて、たくさんの人の前で大声でUNOをほめて抱きしめてしまいました。
どっちかというとそっちのほうが迷惑だよなぁ・・・って思ったりして。
迷惑のかからないところではUNOは自由に歩きますので右往左往、私の前を歩きます。
以前はそれほどにおいかぎはしなかったのですが、だれかがしたおしっこの跡をみつけると吸い寄せられるように匂い嗅ぎに熱中します。
いぜんなら呼べば戻ったのですが、今日は呼べど叫べど戻りません。
思春期の表れです。
先日のディスク大会の時も先輩犬と挨拶している時にその子の肩に自分の顎を乗せようとして怒られていました。
あのままほっておけばまずマウンティングになっていたでしょう。
駅で子供達に囲まれると、嬉しそうにしていたUNOですが、今朝はハイハイ触ってくださいねって感じで愛想がなくなってきました。
一方で特定の子供や気に入ったタイプの大人にはおもいっきり甘えます。
一昨日、最後の乳歯が抜けて、全ての歯が永久歯（まだ生えきれていない歯もあります）になったことで甘えガミが激減して子供の耳を噛んで楽しむ姿が少なくなり、子供はちょっとがっかりしています。
子犬同士の遊び方も変わって来ました。
同月齢のサラちゃんやセオンと遊ぶ時もちょっと大人ぶった遊びの誘い方をしたり、すこし若いノアちゃんやラブちゃんと遊ぶ時はひっくり返って受け身を優先したり、先輩犬のスーちゃんと遊ぶ時はとことんぶつかり稽古のように遊び、と相手に応じた遊びのバリエーションが広がってきました。
でもその先には喧嘩もあるでしょうし、叱られることもあるでしょう。
先日も仲裁に入っていったところを返り討ちにあってキャンキャンいってました。
思春期・・・・反抗期という人もいる。
たしかに関わりができていなかったり、社会化の基盤が脆弱であると予期せぬことが多く、対応が後手に回りそのようなことになることもあります。
UNOも然りです。
すべてが順調にはいきません。予期できないこともたくさんあるし、これからもでてくるでしょう。
自分だって完全な人間ではないし、むしろ不完全といったほうが正しいくらいです。
様々な違いや変化を受け止めて受け入れる・・・・ほんと難しいことかもしれません。
とくに日本人は上中下、松竹梅があれば、中や竹を選びたがる民族ですから安定的なほうを望むので、自分の懐の中に入れておきたくなるでしょう。
そういう私もその傾向がなきにしもあらず。
成長とはいつも人間側の都合の良い方向ばかりではありませんが、全ては前向きに見れば最高に幸せなことばかりです。
明日は明日の風が吹くのさ！
そんな風に流される時もあれば向かう時もある。
とにかく前向いて歩きましょう。
そうUNOから教えられた朝でした。
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