犬が中心である清さ

いいお天気ですね。散歩びよりとはまさにこのことです。
今朝も駅前散歩いってきましたが、いつもの子供達が改札から出てきません。そう、今日は学校の行事による振替休日なのです。
こんな時、UNOくんはちょっと焦ったりしているのがよくわかります。
そりゃあそうですよね、そんなこと知る由もありません。なのにひたすら探し続けるUNOのかわいいこと・・・
で、私も週末から昨日のディスク大会とかなり疲れがたまっているので早々に引き上げてきました。
そのディスク大会はアウラ組いっぱい楽しんできました。それぞれの課題や結果、そして気づきのあった一日になったのではと思います。
お子さんが体調不良でこれなかった柴犬のもも家にアポロ家は残念でしたがまた次回ということですね。
UNOもよくがんばりました。コングレトリーブはうちの子供と参加して入賞はなりませんでしたが大満足！
たかがコングリトレーブ、たんなる遊びです。でもやるときはひたすら一生懸命です。
子供もコングを投げる練習をいっぱいしています。それも私がしなさいといっているわけでなく。
そして本番でも私のアドバイスを受けつつ、それができなくても、ただひたすらUNOのためにがんばります。
どうすればUNOがうまくできるか・・・それだけを思い続けます。
ダンスでもオビでもアジリティでもディスクでも基本はここです。
どうすればうちの子がうまくできるか、輝くか、それが中心になくてはいけません。
でも多くの人がそれをではきないのです。
取れそうもないすごく遠くにディスクを投げて喜んでいる人もいましたが、私からすれば、それは一人で投げていなさい・・・なのです。
とくに男性はそういう傾向に陥ることがありますし、私もそんな時もありました。でもコートを超えてどこかにいってしまったディスクを探して持ち帰る犬の気持ちを考えれば、それがいかに愚かで無意味なことか子供だってわかります。
ただ、ゲームやスポーツというのはそうしたことがよくあって、あとで気がつくことが多いのも事実です。
後悔先に立たずということですね。
そんな私もまた同じことが言えます。
私はレトリーブクラスで参加しました。UNOは本当によくがんばりましたし、結果だけをみれば優勝したので文句なしですが、私自身は反省することがたくさんありました。
まず、3ヶ月半というUNOはまだ乳歯しかありません。
そのため回転しているディスクをくわえることが簡単ではありません。
実際にも転がっている状態をキャッチすることはほとんどありません。
布製のディスクでなんとかそれができる状態です。
本来はレトリーブでディスクをローリング（転がす）で投げてキャッチさせる理由は、ディスクが転がって回転している状態になれさせるという意味もあります。
つまり縦に転がっているディスクをキャッチできるようになれば、体ができあがってくる1歳頃にはそのディスクを空に飛ばしても同様に回転しているディスクをキャッチできるようになるのです。
ローリングはあくまでもそのプロセスのひとつです。
だからUNOのようにまだそれをキャッチできなく、転がっているディスクを弾いてしまうようでは使ってはだめなのです。
レトリーブクラスは投げるものはディスクでなくても大丈夫ですから例えばテニスボールやぬいぐるみでもいいわけです。
UNOの月齢ならむしろそれが妥当な選択でしょう。
ところが私はUNOにディスクを投げました。
ラバー製のキャッチしやすいものなので負担はすくないですが、やはり本番でも弾きましたし、咥えて持ち帰るには重くて、途中でなんども落としてしまいました。
今回、私は持ち帰ってディスクを離す場所にタオルを敷きました。これはトレーニングの基礎のひとつであるターゲットを利用したものです。
タオルの場所までは持ち帰りなさいよという強化をしていると普通は最後まで持ち帰ります。UNOはそれができているので普通にやけばそうします。
実際にも1ラウンド目はよくできました。でも2ラウンド目は落としてしまいました。
幸い、落ちているものを拾うことが強化されているのでなんとかなりましたが、もしもそんなことを繰り返していたら、UNOはこの先も途中で落としてもいいだろうと学習してしまうでしょう。ディスクを弾くのも同じです。
つまり私は優勝とひきかえに、間違った学習をUNOにさせてしまった可能性があるのです。
その場できがついた私は、プレイ終了後にコート内とコートサイドですぐにフォローをしてリセットはしましたが、たぶんそれだけでは埋まりません。
また、はじめからテイクの理解やアウトの理解を再調整です。
犬にとっての楽しさがあってこそのゲームであること。それで結果がついてくればパーフェクトです。
そこを目指していけば必ず犬がみなさんの記憶に残ります。
私は目立たなくてもいいのです。UNOが輝けば。
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