対比の感覚を伝える
いいお天気ですね。ところが私、お腹の調子がよくなくて朝散歩おやすみです。そうしたらウノのお腹がよくない・・・一心同体?うれしいな♪
ちょっと忙しくて疲れが出ちゃったのかもしれませんね。
のんびりしましょうね〜
さて、ウノくんとのフリスタ稽古は新たな展開を模索中です。
今度のファンマッチのルーティンはほぼ決まったのでそれはそれで稽古ですが、それとは別にある要素の練習をはじめました。
それは「対比」の表見です。
「対比」とは、辞書でみると
明暗あるいは赤と緑のような相対立する2種類の感覚的特性が,空間的,時間的に相接して体験される際,それらの特性が単独の場合よりも相互にきわだち,強調される現象。
同時対比と継時対比とが区別され,前者は2種の感覚的特性が同時に,後者は継時的に与えられる場合に起る。対比現象は味覚や聴覚などの感覚領域についても認められるが,最もきわだって体験されるのは,視覚の場合であり,明暗について起るものを明るさの対比,赤と緑のような色調ないしそれらの飽和度について起るものを色対比という。さらに,感覚的な経験以外の,心的経験内容についてもこの用語をあてることが少くない。
フリスタでは多くの場合が人と犬が同じスピードや方向や表現で構成されます。
しかし他の表現の世界ではその逆のことが表されることがよくあるし、背景になる舞台やロケーションが表現者と対比の関係にあることで表現者を際立たせることがあります。
フリスタでも衣装などでそれをおこないますが、演技として対比をする人はとても少ないです。
犬は人のふりをみて行動することをもっとも簡単なスキルとして持っています。人が犬とはまったく異なる動きや方向や顔つきをしていれば、犬は混乱します。
そこでウノにはパピーの頃から「対比」という認識をもたせてみようと思っています。
そこで、手始めに、自分とは別の方向に動くことや、離れたところで行動することを伝え始めました。
単純な遠隔操作であればたぶんあと数日稽古すればできあがりそうですが、私がウノに伝えたいのはそういうトリックではなくて意識や認識です。
犬がはたしてどれだけその意識や認識を持てるのか、そんな文献もトレーニングメソッドも世界中を探してもありませんが、できなくてもいいのでやってみようと思っています。たぶん私とウノのライフワークになるでしょう。
まぁ、それが具現化するとすっごくおもしろいものが出来上がるのですが・・・いつになるやら?
でもすこしづつルーティンとは別に日常の中で伝えていきたいと思っています。
まずは、ファンマッチの演技に集中しなくちゃですね。
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